かながわ福祉サービス第三者評価推進機構

第三者評価の対象となるサービス・評価項目

評価対象サービス

神奈川県の第三者評価対象サービスは、高齢・障害・児童・保護分野の65種別です。
なお、社会的養護施設の第三者評価は、全国推進機構(全国社会福祉協議会)により実施されています。

評価項目

かながわ福祉サービス第三者評価推進機構の指定する、「県全域で共通して使用する評価項目・評価基準」により実施します(※)。この評価項目・評価基準は、厚生労働省「福祉サービス第三者評価事業に関する指針について」に示す評価基準ガイドラインを使用しています。

なお、障害者グループホーム第三者評価については、同ガイドラインに準拠した上で、本県独自の評価項目により実施します。

(※)平成30年度事業見直しの経過

本県では、全国に先駆けて数多くの第三者評価手法が検討され、横浜市・川崎市行政や関係団体、評価機関の独自性を持って取り組みを進めてきました。評価機関等の多様性・独自性を尊重する立場から、かながわ福祉サービス第三者評価推進機構では、評価項目・評価手法を特定しない仕組みを採用してきましたが、運用状況の複雑さ、事業者や利用者にとってのしくみの分かりづらさ、評価機関や評価調査者の負担軽減等を課題としていました。

そこで、事業者自らによる質の向上に向けた取組を確認しやすくなるよう、本事業のさらなる推進を目指し、県、横浜市及び川崎市との協働のもと、平成31年4月より、県全域で共通して使用する評価基準を導入しています。

評価項目の基本構成

評価項目は、「共通評価項目(45項目)」「内容評価基準(各分野ごと18~29項目)」で構成します。

共通評価項目は、高齢者・障害者・児童等のすべての福祉施設・事業所が、種別に関わりなく共通的に取り組む事項について評価する基準です。評価対象は、「Ⅰ.福祉サービスの基本方針と組織」「Ⅱ.組織の運営管理」「Ⅲ.適切な福祉サービスの実施」の3つの区分です。良質な福祉サービスの提供に向けた、福祉施設・事業所(法人)の理念や基本方針等、管理者のリーダーシップや組織体制の明確化、適正な運営確保や継続的な質の維持・向上に取り組む組織づくり、福祉人材の確保、福祉サービスの標準化や個別的な支援のための計画の策定・実施などについて、共通評価項目として、45項目で評価します。

内容評価項目は、福祉施設・事業所の種別特性や専門性を踏まえた福祉サービスの状況を評価するもので、「共通評価項目」に付加する項目です。共通評価項目の評価対象「Ⅲ.適切な福祉サービスの実施」に加え、サービス内容について評価する項目で、サービス分野ごと18~29項目で評価します。

評価項目、各評価項目の判断基準ガイドライン

高齢分野

高齢者福祉サービス

※旧ガイドライン(~R3.3まで)

障害分野

障害者・児福祉サービス

※旧ガイドライン(~R3.3まで)

障害者グループホーム(神奈川県独自)

児童分野

保育所

※旧ガイドライン(~R3.3まで)

放課後児童クラブ

児童館

※旧ガイドライン(~R3.3まで)

保護分野

救護施設

婦人保護施設版

参考様式

全国社会福祉協議会 第三者評価事業 評価基準ガイドラインのページをご確認ください。

基本情報シート

第三者評価を受審する事業所において作成いただき、評価機関・評価調査者が、事業所の状況や福祉サービスの特徴を事前に理解・把握し、訪問調査のポイント等の整理・確認を効果的に進めるためにご活用ください。

ページトップへ