地域みんなで子どもを見守りたい♡楽しみながらの活動
- 分野 こども /
- エリア藤沢市明治地区 /
- 推進主体 民生委員・児童委員 /
- キーワード地域での支えあい活動 /

藤沢市明治地区民生委員児童委員協議会 主任児童委員 小林 美幸
平成になる頃、神奈川県に住み始めました。鎌倉市から藤沢市へと引っ越し、生活の基盤も整いつつある中、ひょんな事から子どもの通う幼稚園のPTA会長を受ける事となりました。それ以降の趣味は「PTAです」と自己紹介で挨拶するくらい、人や行事との関わりが楽しいと感じる日々でした。そしてご縁があり、主任児童委員のお話を伺った時は、次のステップでまた楽しみたい!!の思いで門をくぐり、10年以上が過ぎました。地域の中で育む子どもたちを側面から少しでもバックアップできるよう、私自身も楽しみながら活動を続けています。
私たち主任児童委員は地域で子育ての支援活動をしています。子育て支援センター・子育てサロン・子育て応援メッセ等、いろいろな支援の場での交流に参加しています。
子育てひろばでは、見守りの他にもリトミックや季節の行事を企画しており、たくさんの子どもの笑顔に出会うことがあります。ハイハイしていた赤ちゃんが歩いて走って、やがて元気な小学生になった姿を入学式、卒業式で見ることができると、我が子のように感動することも少なくありません。妊娠、出産、子育ての不安、不登校、発達の心配、仲間づくり、DV、虐待、子どもの様子がおかしい…子育ての悩みはたくさんあります。困りごとはありませんか?と気軽に相談できる存在でありたいと思っています。
主任児童委員の活動をしていく中で、まず地域を知りたいという思いもあり、地区内の情報冊子を作成しました。児童・高齢者・障がい者施設を全て訪問し、各所の特色をそれぞれに執筆していただきました。訪問したことで事業所の方々とお話しもでき、実際の様子を目や耳で感じ、新たな発見も多々ありました。
また、福島県民児協の主任児童委員活動研究委員会で作成された主任児童委員活動ハンドブックに影響を受け、藤沢市のハンドブックを作成しました。これにより、全地区の児童関連施設を把握することもできました。
この夏には、明治市民センターが直接関わった初の子ども食堂が開かれました。孤食解消や居場所づくりが目的ですが、何より参加してくれた子どもたちが、いきいきと食事作りに挑戦していた姿が印象的でした。
私たちが出会える子どもは、地域内のごくわずかかもしれません。けれど出会った子どもや保護者の方が困っている事があれば、何か手伝えることがあるかもしれません。地域内の施設・イベント等には、できる限りお邪魔して、まずは主任児童委員を知ってほしい!!民生委員・児童委員とは違うの?の問いかけに答えたい!!と思っています。そして、未来につながる宝となる子どもたちをみんなで見守り育てる活動を楽しみたいと思います。

子どもと大人が一緒にワイワイしながらカレーを作りました

(令和6年4月1日現在)