「地域のつながる居場所」を目指して~子育てサロンを通じて~
- 分野 こども /
- エリア相模原市南区 /
- 推進主体 民生委員・児童委員 /
- キーワード地域での支えあい活動 /
相模原市南区相模台地区民生委員児童委員協議会 主任児童委員 寺久保 加津美
私が主任児童委員になったきっかけは、平成7年に小学校のPTA会長をしていた時、公民館長から主任児童委員のお話を頂いたことです。過去に教員をしており、退職後は子どもに関わることをしたいと思っていたのでお引き受けしました。主任児童委員制度発足の翌年でしたので活動は手探り状態で、民生委員児童委員と共に活動しながら、主任児童委員として何ができるかを考え、地域の保育園情報を収集し、情報紙を作成していました。
現在は、民生委員児童委員のご協力のもと、子育てサロンの運営を中心に活動しています。
相模原市南区相模台地区は、小田急線「小田急相模原駅」の北西側に位置しており、駅から約1km続くサウザンロード相模台商店街は、多くの人で賑わっています。
私が代表を務めている子育てサロン「わくわく南台」は、相模台地域の民生委員児童委員と主任児童委員の10名で実施しています。サロン発足は平成18年2月で、今年で19年目になります。平成29年には、市社協から表彰状をいただきました。サロンの開催は8月を除く毎月第3水曜日午前10時から11時30分で、参加費無料、いつもでも出入り自由です。ハロウィンなどの行事のある月は簡単な工作をしたり、親子で写真撮影できるよう工夫しています。開催時は、BGМを流し居心地の良い雰囲地区の概況相模原市南区相模台地区気づくりを心掛け、最後に手遊び歌で盛り上げるなど親子で楽しめる場にしています。
サロンのねらいは、子育て中の親が子どもを遊ばせながら親同士でコミュニケーションをとったり、スタッフと話したりすることで、ほっとできる居場所であることです。そのためには、サロンに参加する親子やスタッフが気軽に楽しめることが大切だと思っています。「わくわく南台」には、単独で参加する親子が多いのでサロンを通じて仲良くなり「サロン以外でも集まっている」「自宅以外でほっとできる居場所となっている」などと言ってもらえると嬉しくなります。また、民生委員児童委員からは「定例会以外で民生委員児童委員の先輩方と話せる場がなかったので、サロン準備の間に色々話すことができ、仲間づくりができてとても良かった」と言われます。私もサロンを通じて、民生委員児童委員の方々と話ができ、主任児童委員活動の助けとなっていることが多々あります。
これからもサロンを通して色々なつながりがより一層できるよう努めたいと思います。
ママと一緒にハロウィン工作をしました

(令和6年10月1日現在。民生委員児童委員・主任児童委員は令和6年11月1日現在)