こんにちは!主任児童委員です~更なる活動に向けて~
- 分野 こども /
- エリア綾瀬市中央区 /
- 推進主体 民生委員・児童委員 /
- キーワード地域での支えあい活動 /

綾瀬市中央地区民生委員児童委員協議会 主任児童委員 栗原 芳子
中学校の養護教諭を経て、 クラス担任を持ちたいと思い、児童学科にて小学校教諭の資格を取得しましたが、子育て中心の生活になりました。そんな折、自治会より主任児童委員の推薦を受け今日に至ります。
大切にしている言葉は、“人は人と接する事により成長する”です。多くの方々との出会いに感謝し活動しております。
主任児童委員の子育て支援活動として、平成23年度より4から5か月児健診のお手伝いや、未受診者訪問を行っています。この活動は、市で「こんにちは赤ちゃん事業」が始まる際、主任児童委員として何かお手伝いできる事はないかと話し合った結果、スタートしました。健診前のオリエンテーションでは、地域で子育てを応援する主任児童委員の存在を多くの方に知ってもらえるチャンスと捉え、市を通して“こんにちは主任児童委員を知っていますか”という主任児童委員の名簿や関係機関の連絡先が載っているチラシの配布等を行っています。
保健師さんからは「ミルクやおむつなど、たくさんの荷物を抱えて来る方にそっと寄り添い優しく声をかけてくださったり、上の子の面倒を地区の概況綾瀬市中央地区見てくださったり、とても助かっています」と言っていただきました。さらに関係機関と連携して子育て支援をしていきたいと思っています。
未受診者訪問では、対象者にすぐに会えないことも多いため、数回は足を運び、対象児童の現認(安否確認)、所属を把握する事を第一に活動しています。訪問によって、市の未就学児の安全確認状況調査にも役立っているようです。
令和6年1月現在、県の統計によると、綾瀬市の外国人比率は6.5%と県内で箱根町、愛川町に次いで高いため、未受診者訪問でも外国籍世帯が多く、コミュニケーションの難しさを実感しています。そこで、主任児童委員会では(公財)かながわ国際交流財団やあやせ国際友好協会の方を招いて定期的に学習会を開き、外国人と日本人の文化、習慣、子育て方法の違い等を学んでいます。
ある日の買い物途中、外国籍の女性がニコニコ近づいて来て「こんにちは、げんきしてます」と話しかけてくれました。この方は、以前未受診者訪問し、その後も継続して見守りをしている方でした。近況も話してくださり、なんだか嬉しくなって小さくガッツポーズしたくなりました。
「子育て支援は母親支援(父親支援)」として、地道な活動を一歩一歩進めていきたいと思います。

4から5か月児健診は、市内の主任児童委員全員が関わっています

(令和6年7月1日現在)