過年度の研修内容

令和5年度 研修内容

神奈川県社協では、「令和5年度 生活支援コーディネーター研修等事業(神奈川県委託事業)」について、神奈川県からの委託を受け、次のとおり実施いたします。

日程等は決定し次第、随時当ページにてお知らせします。

受講方法、申込み手続きにつきましては、神奈川県内の各市町村および市町村社協への通知にてのご案内となります。
受講希望者は、所属する行政または、市町村社協からの通知を確認してください。

研修構成

基本コース (1)会場受講 30名程度
  • 第1期オンデマンド配信
  • 第2期オンデマンド配信
(2)会場受講 30名程度
  • 第1期オンデマンド配信
  • 第2期オンデマンド配信
応用コース (1)Zoom受講 40名程度
(2)Zoom受講 40名程度
(3)Zoom受講 40名程度
研究コース (1)会場受講 40名程度
(2)会場受講 40名程度
生活支援Co交流集会 会場参加 50名程度
地域支援プログラム (1)座間市
(2)二宮町

「基本コース」について

1.趣旨

(1)生活支援コーディネーターの役割りを知る~誰もが暮らし続けたいまちづくりに住民と共に取り組もう~

終了しました

講 師 駒澤大学 文学部社会学科 社会福祉学専攻
教授 川上 富雄 氏
概 要 地域福祉を推進するということ/住民主体、住民参加による活動が求められる意味/生活支援体制整備事業とは/生活支援Co、協議体とは/生活支援Coとしてのネットワーキング/縦割りではなく重層的視点で地域福祉を考える/生活支援Coとして孤立しない仲間づくり 等
形 態
  • 会場集合研修
  • オンデマンド配信(2期)
開 講 令和5年6月5日(月) 10:30~15:30(昼休憩1時間含む)
会 場 中小企業共済会館(横浜市中区北仲通3-33)
定 員
  • 会場集合研修 30名
  • オンデマンド 1期2期とも定員設定なし
配 信 第1期配信:8月1日~8月21日
第2期配信:11月1日~11月21日

(2)地域を知る~地域の強み、ニーズを住民と共有しよう~

終了しました。

講 師 駒澤大学 文学部社会学科 社会福祉学専攻
教授 川上 富雄 氏
概 要 地域の目指す方向性を把握する/行政との方向性の統一、課題の共有/住民を置き去りにしない、共に行う地域アセスメントの有効性/地域資源の把握、既存資源の活用/新たな資源開発に着手する前にニーズの本質を探る/アセスメントを地域づくりに活かす 等
形 態
  • 会場集合研修
  • オンデマンド配信(2期)
開 講 令和5年6月19日(月)10:30~15:30(昼休憩1時間含む)
会 場 中小企業共済会館(横浜市中区北仲通3-33)
定 員
  • 会場集合研修 30名
  • オンデマンド 1期2期とも定員設定なし
配 信 第1期配信:8月1日~8月21日
第2期配信:11月1日~11月21日

「応用コース」について

1.趣旨

2.受講対象

3.研修概要

(1)地域の大人たちのチカラを引き出す 
 ~支え合いのまちづくりにつながる“福祉意識の醸成”を考える~

終了しました。

開 講 令和5年9月26日(火)10:00~15:00(昼休憩1時間含む)
講 師 東海大学 健康学部 健康マネジメント学科
教授 妻鹿 ふみ子 氏
事例報告 横浜市港南区社会福祉協議会
横浜市日野南地域ケアプラザ/横浜市港南中央地域ケアプラザ
概 要 各地域共通の課題である「担い手不足」により、活動が起こせない、既存の活動が継続できないという状況に。地域の困りごとへの無関心、住民主体の活動の必要性に共感が得られにくいことが一因として考えられる。地域の大人たちが地域福祉を自分ごととして捉えられるよう、“福祉意識の醸成(福祉教育)”の視点を用いて、生活支援Coとしての関わり方の可能性を考える。
形 態 Zoomオンライン(ライブ配信)
定 員 40名程度

(2) 誰もが安心して年齢をかさねることのできる地域づくり 
  ~高齢期の地域参加活動の必要性が謳われる、その背景を考える~

終了しました。

開 講 令和5年12月6日(水)10:00~15:00(昼休憩1時間含む)
講 師 地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所
社会参加とヘルシーエイジング研究チーム 社会学博士  野中 久美子 氏
概 要 地域での暮らしを続けていく上での不安要素のひとつとして「望まない孤独」状態や、他者との関わりが希薄な「孤立」状態に陥ることが挙げられる。高齢者の居場所づくりに関わる機会も多い生活支援Coとして、地域参加の場が必要とされる背景を理解し、地域との関わりから得られる心身の健康面への効果や、暮らしへの安心感等について考える。また、高齢期に入る前からの地域参加の必要性、多世代の関わりの中で育まれる地域力等についても併せて考える。
形 態 Zoomオンライン(ライブ)配信
定 員 40名程度

(3)生活支援コーディネーターの実践から自らの実践を振り返る

終了しました。

講 師 明治学院大学 社会学部 社会福祉学科
准教授 榊原 美樹 氏
事例報告 横浜市睦地域ケアプラザ
概 要 生活支援コーディネーターは地域の支えあい活動推進のため、日々活動している。正解がない中、悩みながら活動しており、他業務との兼務や事業所においてひとり仕事になっている状況があるのではないだろうか。地域の支えあい活動をコーディネートする意義を講義により再確認し、事例報告や受講者間での情報交換を通して自らの実践を振り返り、今後の活動を考える機会とする。
形 態 Zoomオンライン(ライブ)配信
定 員 40名程度
開 講 令和6年3月14日(木)10:00~15:00(昼休憩1時間含む)

「研究コース」について

1.趣旨

  • 県内各地で地域づくりの業務にあたる生活支援コーディネーターが地域支え合い活動を進めるうえでの懸案事項をテーマとして取り上げ、参加者各自の取り組み状況等を持ち寄り、講師、参加者と共に対応の可能性を探ります。
  • 討議参加型研修です。

2.受講対象

  • 県内で従事する生活支援コーディネーター(経験年数不問)
  • 事業担当者、地区担当者も可。
  • テーマについて担当地域における状況等を把握し、事前課題への対応が可能な方。

3.研修概要

終了しました。

開 講 令和5年11月17日(金)10:00~15:00(昼休憩1時間含む)
講 師 駒澤大学 文学部社会学科 社会福祉学専攻
教授  川上 富雄 氏
概 要 地域福祉の推進において意識しなくてはならない「住民主体」。住民の主体的な活動が地域づくりには必要であることを住民に対し伝えられるよう、その意義を今一度整理する。また、住民の内発的な思いを引き出す協議の機会、住民の共感を得られるような関わり方等、参加者各自の地域における取り組み状況を振り返りつつ、必要なステップと地域活動への支援について共に考える。【事前提出課題あり】
形 態 集合研修
会 場 かながわ県民センター12階 第2会議室
定 員 40名程度

(2) 集合住宅(マンション等)の壁は越えられるか? ~地域コミュニティを共に育むためのアプローチを考える~

終了しました。

開 講 令和6年2月21日(水)10:00~15:00(昼休憩1時間含む)
講 師 聖徳大学 心理・福祉学部 社会福祉学科
教授  豊田 宗裕 氏
概 要 まとまった世帯数、住人数を抱える“集合住宅”。多くの人が暮らしながらも、高齢者をはじめ様々な状況で住人の孤立化が課題となっている。住人の交流を住宅内の自治として取り組む例もあるが、集合住宅を含む地域の福祉推進に携わる立場として見過ごせる課題ではない。セキュリティ対策の高さ、日ごろの交流の少なさ等による“壁”を感じながらも、多様な繋がりを通して地域コミュニティの醸成を図る道を模索する。【事前提出課題】
形 態 集合研修
会 場 かながわ県民センター12階 第2会議室
定 員 40名程度

「生活支援Co交流集会」について

1.趣旨

生活支援Co同士による情報交換等を行い、今後の業務推進に資するネットワークづくりの機会として開催します。

2.参加対象

  • 県内で従事する生活支援Co

テーマ:「協議体の設置、運営」みなさん、どうしてますか?

終了しました。

開 講 令和5年8月18日(金)13:00~16:00
講 師 武蔵野大学 人間科学部 社会福祉学科
教授 渡辺 裕一 氏
概 要 導入講義の後、参加者間で各自地域における状況や、日頃の思い等の意見交換を行う。参加者同士ができるだけ多くの方と交流できるようワールドカフェ、および講師のコーディネートによる情報共有の時間を中心に構成する。
形 態 会場集合
定 員 50名程度

「地域支援プログラム」について

各市町村において地域福祉の充実を図るべく様々な事業を展開している生活支援コーディネーターに対し、有識者等から事業推進に関するアドバイスを受ける機会を設けることで、より円滑な事業運営が行われるよう支援を行うプログラムです。

1.プログラム導入地域

令和5年度は、次の2地域にて実施しました。

  1. 座間市
  2. 二宮町

2.担当アドバイザー

  1. 座間市:駒澤大学 文学部社会学科社会福祉学専攻 教授 川上富雄氏
  2. 二宮町:駒澤大学 文学部社会学科社会福祉学専攻 教授 川上富雄氏

3.実施概要

座間市

当地域支援プログラムの導入2年目ということで、今年度は初回から具体的な活動の組み立てに向けての検討と準備を始めることができた。昨年度の最終座談会(第2層協議体)で得た、参加住民からの声に端を発した「ベンチプロジェクト」の実施を目標に設定。取り組み対象に選定した地域の担当Coが新任者ということもあったが、第1層Co、市内の他圏域Coも含め、全体で進捗等を共有し、担当Coをサポートする体制ができていたことは大きい。アドバイザーから多くの助言を受け、担当Coを中心に丁寧な準備を重ね、地域との関わりを地道に構築しながら進めることができた。その結果として今年度開催の座談会では、これまで以上に具体的な指摘や提案が参加者から上がり、住民の内発的な思いが「ベンチプロジェクト」のプランを作り上げていった。
当プログラム終了後には、ベンチプロジェクトの一環として行われた取り組み「天台線ポケットパーククリーン大作戦」(市内ベンチの清掃活動)に集まった住民の中から、早くも次のステップへの提案が出されたり、近隣の商店から協力の申し出を受ける等、更なる活動の可能性が見出されている。

  • 第1回(R5.7.31):前年度振り返り、年間予定検討
  • 第2回(R5.10.5):地域座談会に向けた検討
  • 第3回(R5.11.7):第1回地域座談会
  • 第4回(R6.1.30):第2回地域座談会
  • 第5回(R6.2.15):ベンチプロジェクト実施に向けた検討
  •  - (R6.3.30):天台線ポケットパーククリーン大作戦の実施
二宮町

協議体の中で目的意識が薄れてきた状況に対し、住民主体の地域活動の必要性についてアドバイザーによる講義、地区別討議を実施することで、地域課題への取り組みに関心を得た。また地域支援方法の検討として、まずは第2層圏域内の状況確認を行った。地理的、資源的特性がかなり異なる小地域(地区社協区割り)が複数集まり第2層圏域を構成していることがわかり、この集合体で課題抽出、活動の創出は難しいとの指摘をアドバイザーより受けた。現2層圏域をさらに小地域に分け、その単位で具体的な生活課題に関する協議の場を持ち、現在の第2層協議体では、各小地域における取り組み状況の情報交換の場としてその機能を活かす可能性等についての検討をもって終了とした。

  • 第1回(R5.7.31):現状把握、年間予定検討
  • 第2回(R5.9.7):地域特性、地縁組織の活動状況確認
  • 第3回(R5.9.21):第2層協議体Aへの参加(アドバイザー講義)
  • 第4回(R5.9.28):第2層協議体Bへの参加(アドバイザー講義)
  • 第5回(R6.3.12):第2層協議体の運用方法検討

「令和5年度 生活支援コーディネーター研修」に関するお問合せ

各コースの受講方法、条件、申込み手続き等の詳細につきましては、所属する市町村または市町村社協からの通知でご確認ください。

お問合せ

神奈川県社会福祉協議会
地域福祉部 地域課 生活支援コーディネーター研修 事務局

〒221-0835 横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2 かながわ県民センター12階

  • TEL:045-312-4815(平日8:30~17:15)
  • E-mail:tiiki●knsyk.jp(●を@に変更して送信してください)
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