過年度の研修内容

令和3年度 研修内容

神奈川県社協では、「令和3年度 生活支援コーディネーター研修等事業(神奈川県委託事業)」について、神奈川県からの委託を受け、次のとおり実施いたします。
日程等は決定し次第、随時当ページにてお知らせします。
受講方法、申込み手続きにつきましては、神奈川県内の各市町村および市町村社協への通知にてのご案内となります。
受講希望者は、所属する行政または、市町村社協からの通知を確認してください。

研修構成

基本コース
  • オンデマンド配信 4講座(2期配信)
  • Zoomオンライン配信 1講座
応用コース
  • Zoomオンライン配信 3講座
研究コース
  • Zoomオンライン配信 2講座
地域支援プログラム
  • 2地域実施

「基本コース」について

1.研修内容

  • 主に県内で従事する生活支援コーディネーター。経験年数不問。着任予定者もご受講ください。

  • 行政等の事業担当者、協議体構成員等も可。

2.カリキュラム概要

(1)生活支援体制整備事業の“今まで”と“これから”

終了

講師 聖徳大学 心理・福祉学部社会福祉学科
教授 豊田宗裕氏
概要 住民主体の地域づくりとは/生活支援体制整備事業について/生活支援コーディネーター、協議体、行政の役割り/重層的体制整備事業の創設/これからの生活支援コーディネーターが意識すべきこと 等
形態 オンデマンド配信 90分程度
開講
  • 第1期配信:令和3年7月26日(月)~同8月10日(火)
  • 第2期配信:令和3年11月1日(月)~同11月15日(月)

(2)生活支援コーディネーターの基本的な役割、協議体との協働

終了

講師 聖徳大学 心理・福祉学部社会福祉学科
教授 豊田宗裕氏
概要 地域の資源、ニーズを知ること/情報の共有、発信/協議体の構成、立上げ/生活支援コーディネーターと協議体の協働体制の構築 等
形態 オンデマンド配信 90分程度
開講
  • 第1期配信:令和3年7月26日(月)~同8月10日(火)
  • 第2期配信:令和3年11月1日(月)~同11月15日(月)

(3)生活支援コーディネーターが行う地域アセスメント~地域資源とニーズの把握~

終了

講師 田園調布学園大学 人間福祉学部心理福祉学科
准教授 小平隆雄氏
概要 地域アセスメントとは/地域資源、ニーズとは/アセスメントの手法と展開/ニーズの本質への気づき 等
形態 オンデマンド配信 90分程度
開講
  • 第1期配信:令和3年7月26日(月)~同8月10日(火)
  • 第2期配信:令和3年11月1日(月)~同11月15日(月)

(4)生活支援コーディネーターが独りにならないネットワークの構築~連携、協働の関係づくりを目指して~

終了

講師 田園調布学園大学 人間福祉学部心理福祉学科
准教授 小平隆雄氏
概要 ネットワーク構築の必要性/連携したい機関、団体、組織/地域、職場、行政との連携/情報の共有化/共感関係の構築 等
形態 オンデマンド配信 90分程度
開講
  • 第1期配信:令和3年7月26日(月)~同8月10日(火)
  • 第2期配信:令和3年11月1日(月)~同11月15日(月)

(5)地域の中にある様々な課題への気づきと実践~実践事例報告からの学び~

終了

講師 沖縄県 こども生活福祉部高齢者福祉介護課
統括アドバイザー 松川竜也氏
報告 県内生活支援コーディネーター2名(予定)
概要 生活支援コーディネーターとして活動する際の視点/地域に溶け込むステップ/協議体との関係/地縁組織、他機関との協働へのアプローチ/生活支援コーディネーターによる実践事例報告 等
形態 オンライン(ライブ)配信 180分程度
定員 40名程度
開講 令和3年12月3日(金)13:30~16:30

「応用コース」について

  • 主に県内で従事する生活支援コーディネーター。経験年数不問。着任予定者もご受講ください。
  • 行政等の事業担当者、協議体構成員等も可。

1.研修内容

  • 生活支援コーディネーターが取り組む、地域づくりの事業展開に資する視点やノウハウ等、実践的な要素を交えた講義および事例紹介等。
  • Zoomのブレイクアウトルーム機能を使い、受講者間で意見交換等を行う時間を設ける予定です。
  • 生活支援コーディネーター以外の方は、生活支援コーディネーターの業務内容への理解を深め、協働の視点を養成する機会として活用してください。

2.カリキュラム概要

(1)地域住民のチカラ「支え合い」のまちづくり~“ちょっとしたこと”からの始まり~

終了

講師 十文字学園女子大学 人間生活学部人間福祉学科
教授 佐藤陽氏
概要 地域福祉計画・地域福祉活動計画で地域の現状、方向性を知る/支え合いの意識の共有/既存の活動団体への支援、連携/新規の活動づくりへの働きかけ/「ちょっとしたボランティア」の仕組み/専門職、行政との連携/生活支援コーディネーターとしての関わり方、支援の視点 等
形態 Zoomオンライン(ライブ)配信 180分程度
定員 40名程度
開講 令和3年9月3日(金)13:30~16:30

(2)地域支え合いにおける「居場所(サロン)」の作用

終了

講師 日本社会事業大学 社会福祉学部福祉計画学科
准教授 倉持香苗氏
概要 サロンの多様性/サロンスタッフの意識/人のつながりを作る/利用者が他者に関心を持つ場としての可能性/サロン=地域拠点としての在り方/「居場所」としてのサロンからその先へ/生活支援コーディネーターが行う地域のサロン活動へのサポート 等
形態 Zoomオンライン(ライブ)配信 180分程度
定員 40名程度
開講 令和3年11月18日(木)13:30~16:30

「研究コース」について

  • 県内で従事する生活支援コーディネーター。経験年数は不問。(意見・情報交換の時間が多めになります。予めご承知おきください。)
  • 行政等の事業担当者、協議体構成員等も可。(但し、生活支援コーディネーターとしての視点を中心とした構成です。ご承知おきください。)

1.研修内容

  • 生活支援コーディネーターが地域共生社会の推進を図る中で直面する、社会の様々な事象を各回のテーマとして設定しています。
  • Zoomのブレイクアウトルーム機能を使い、受講者間での意見・情報交換等を行う場を設けます。
  • 各回の設定テーマを中心に、それぞれの地域における事例等の共有や、生活支援コーディネーターとしての地域への関わり方の検討等を行う、受講者参加型の研修です。

2.カリキュラム概要

(1)「生活困窮者への支援」生活支援コーディネーターの視点で考える

終了

講師 横浜創英大学 こども教育学部
講師 平野友康氏
概要 生活困窮、または生活困窮に端を発した事象により困難な状況にある地域住民に対し、生活支援コーディネーターとしてどのような取り組みが考えられるのか。
形態 Zoomオンライン(ライブ)配信 180分程度
定員 40名程度
開講 令和3年10月8日(金)13:30~16:30

(2)「ヤングケアラーへの支援」生活支援コーディネーターの視点で考える

終了

講師 関東学院大学 看護学部看護学科/大学院 看護学研究科
教授 青木由美恵氏
概要 様々な家庭事情により、家族等のケアを担っている子ども・若者の現状を理解し、生活支援コーディネーターとしての活動の中でのアプローチについて考える。
形態 Zoomオンライン(ライブ)配信 180分程度
定員 40名程度
開講 令和3年12月21日(火)13:30~16:30

(3)「精神疾患をもつ方々への支援」生活支援コーディネーターの視点で考える

終了

講師 田園調布学園大学 人間福祉学部社会福祉学科
教授 小田敏雄氏
概要 精神疾患を持つ方の生活のしづらさへの理解を深め、当事者が孤立することのない繋がりのある地域づくりについて、生活支援コーディネーターの視点で考える。
形態 Zoomオンライン(ライブ)配信 180分程度
定員 40名程度
開講 令和4年2月3日(木)13:30~16:30

「地域支援プログラム」について

各市町村において地域福祉の充実を図るべく様々な事業を展開している生活支援コーディネーターに対し、有識者等から事業推進に関するアドバイスを受ける機会を設けることで、より円滑な事業運営が行われるよう支援を行うプログラムです。

1.プログラム導入地域

令和3年度は、次の2地域にて実施しました。

  1. 南足柄市
  2. 綾瀬市

2.担当アドバイザー

  • 南足柄市:駒澤大学 文学部社会学科社会福祉学専攻 教授 川上富雄氏
  • 綾瀬市:駒澤大学 文学部社会学科社会福祉学専攻 教授 川上富雄氏

3.実施概要

南足柄市

市内各地域の状況に合わせたまちづくりを進めるため、地域アセスメントの意義と手法を学んだ後、アドバイザーの助言を受けながら、次年度の本格実施に向けた準備を進めた。また、地域住民に対し、年間を通して当プログラムで取り組んだ内容の報告と、地域がつながるまちづくりの意義について共に考える会を開催。今後の活動の活性化を目指して意識の共有を図った。

  • 第1回(R3.7.16):現状把握、年間予定検討
  • 第2回(R3.9.13):地域アセスメント勉強会
  • 第3回(R3.11.24):地域アセスメントの実践(まち歩き)
  • 第4回(R4.1.25):まち歩きの振り返り
  • 第5回(R4.3.7):地域住民参加による「まとめの会」(飯沢の未来を考える会~災害時などの“いざ”という時のつながりを日頃から持つためには~)
綾瀬市

住民型の第2層生活支援コーディネーター配置にあたって、アドバイザーの助言を受けながら必要な準備、実施体制の整備を検討。コーディネーター候補者および地域における活動者に対し、生活支援体制整備事業の目的や第2層生活支援コーディネーター配置の意義等の理解を進めたうえで、コーディネーター候補者への養成研修を実施。併せて第2層の活動をサポートする第1層の在り方について担当専門職間で情報・意見交換を行い、体制見直しの検討につなげた。

  • 第1回(R3.7.13):現状把握、年間予定検討
  • 第2回(R3.10.15):地域住民座談会
  • 第3回、第4回(R3.11.19午前/午後):第2層生活支援Co養成研修
  • 第5回(R4.3.15):第1層協議体等勉強会(講義「支え合いのまちづくり推進における生活支援体制整備事業の意義、第2層の活動を牽引する第1層としての役割」)

「令和3年度 生活支援コーディネーター研修」に関するお問合せ

各コースの受講方法、条件、申込み手続き等の詳細につきまてしては、所属する市町村または市町村社協からの通知でご確認ください。

お問合せ

神奈川県社会福祉協議会
地域福祉部 地域課 生活支援コーディネーター研修 事務局

〒221-0835 横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2 かながわ県民センター12階

  • TEL:045-312-4815(平日8:30~17:15)
  • E-mail:tiiki●knsyk.jp(●を@に変更して送信してください)
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