生活支援コーディネーター研修等事業
令和6年度の研修内容
神奈川県社協では、「令和6年度 生活支援コーディネーター研修等事業(神奈川県委託事業)」について、神奈川県からの委託を受け、次のとおり実施いたします。
日程等は決定し次第、随時当ページにてお知らせします。
受講方法、申込み手続きにつきましては、神奈川県内の各市町村および市町村社協への通知にてのご案内となります。
受講希望者は、所属する行政または、市町村社協からの通知を確認してください。
- 状況により、実施内容が変更になる場合もありますこと、予めご了承ください。
研修構成
基本コース | (1)会場受講 30名程度
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応用コース | (1)Zoom受講 40名程度 (2)Zoom受講 40名程度 (3)Zoom受講 40名程度 |
研究コース | (1)会場参加 15名程度 (2)会場参加 15名程度 |
生活支援Co交流集会 | 会場参加 50名程度 |
地域支援プログラム | (1)導入地域調整中 (2)導入地域調整中 |
「基本コース」について
1.趣旨
- 県内各地で地域づくりの業務にあたる生活支援コーディネーター(以下、生活支援Co)にとって、理解しておきたい基本的諸事項を取り上げ、活動に必要な基礎力の養成を図ります。
- 地域福祉事業の経験が少ない方の受講も想定した、基礎的レベルを含みます。
- 生活支援Co以外の方は、生活支援Coの業務内容への理解を深め、協働の視点を養成する機会として活用してください。
2.受講対象
- 主に、県内で従事する生活支援Co。経験年数は不問、着任予定者もご受講ください。
- 行政等の事業担当者、協議体構成員等も可。
- 上記以外の方につきましては、オンデマンド配信での講義動画視聴をお薦めします。
3.研修概要
- 状況により内容が変更になる場合があります。予めご了承ください。
(1)生活支援コーディネーターの役割を知る ~住民と共に地域福祉、まちづくりに取り組むために~
終了しました
講 師 | 駒澤大学 文学部社会学科 社会福祉学専攻 教授 川上 富雄 氏 |
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概 要 | 主に初任者を対象とする基礎研修。地域が抱える様々な福祉課題の現状を把握し、その中で生活支援Coに求められている役割とは何かを整理する。地域福祉を推進する上でのキーワード「住民主体」の意義を理解し、活動主体となる地域住民との信頼関係構築に必要な心構え、難しさを感じること等について考える。 |
形 態 |
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開 講 | 令和6年5月20日(月) 10:00~15:00(昼休憩1時間含む) |
会 場 | 神奈川歯科大附属研修センター 7階大会議室 |
定 員 |
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配 信 | 第1期:令和6年7月1日(月)~令和6年7月21日(日) 第2期:令和6年11月1日(金)~令和6年11月21日(木) |
(2)地域を知る ~強みと課題、隠れた資源を見つけに地域へ出かけよう~
終了しました
講 師 | 駒澤大学 文学部社会学科 社会福祉学専攻 教授 川上 富雄 氏 |
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概 要 | 前回(1)を踏まえ「まず地域に出向くこと」がなぜ必要かを理解する。また、地域資源の状況や立地特性、強みや課題等を把握する手法「地域アセスメント」のポイントを掴む。会場受講者間でそれぞれの担当地域の状況や課題と思われること等について情報交換を行う中で、自地域の持つ特徴や強み、他地域との共通点等の気づきを得る。 |
形 態 |
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開 講 | 令和6年5月27日(月) 10:00~15:00(昼休憩1時間含む) |
会 場 | 神奈川歯科大附属研修センター 7階大会議室 |
定 員 |
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配 信 | 第1期:令和6年7月1日(月)~令和6年7月21日(日) 第2期:令和6年11月1日(金)~令和6年11月21日(木) |
「応用コース」について
1.趣旨
- 県内各地で地域づくりの業務にあたる生活支援コーディネーターが地域支え合い活動を進めるにあたり、昨今の社会状況への理解を深め、具体的な実践例、受講者間の情報交換等を交えながら実践的なノウハウ等の習得をはかります。
- ブレイクアウトルーム機能を使い、受講者間で意見交換等を行う時間を設ける予定です。
- 生活支援Co以外の方は、生活支援Coの業務内容への理解を深め、協働の視点を養成する機会として活用してください。
2.受講対象
- 県内で従事する生活支援コーディネーター(経験年数不問。着任予定者も含む)
- 行政等の事業担当者、地域支援担当者等も可
3.研修概要
- 状況により内容が変更になる場合があります。予めご了承ください。
(1)生活支援コーディネーターの実践事例から自らの活動を振り返る
~座間市事例:住民の内発的な思いを“地域の成功体験”につなげる試み~
終了しました
講 師 | 駒澤大学 文学部社会学科 社会福祉学専攻 教授 川上 富雄 氏 |
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事例報告 | 座間市社会福祉協議会 第1層生活支援コーディネーター 座間市社会福祉協議会 第2層生活支援コーディネーター |
概 要 | 支え合いの地域づくりを進める手法は一つではなく、地域の特性や住民との関係性等、様々な要因により取り組みの可能性は広がる。報告事例の担当コーディネーターの活動環境、課題に気づくきっかけ、地域活動への展開に試行錯誤を重ねた経緯等を参考に、自らの活動を振り返る機会とする。また登壇者との質疑応答も含め、事例の中から今後の活動に活かせるポイント等、講師に補足開設等をいただく。 |
形 態 | Zoomオンライン受講 |
定 員 | 40名 |
開 講 | 令和6年9月5日(木)10:00~15:00(昼休憩1時間含む) |
(2)精神障害者の生きづらさ、暮らしにくさを地域課題として捉える試み
~孤立や排除のない社会の実現につながる“地域力”を育む~
終了しました
講 師 | 東海大学 健康学部健康マネジメント学科 教授 妻鹿 ふみ子 氏 |
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事例報告 | (福)小田原市社会福祉協議会 地域支援担当リーダー |
ゲストスピーカー | (特非)あではで神奈川 代表 |
概 要 | 精神障害者が地域生活において自分らしい生き方の実現を目指す中、周囲の理解が得にくいケースも。障害の有無に関わらず、地域における生きづらさ、暮らしにくさを感じる住民の存在を、個別課題として個別の対応で終わらせることなく地域課題として捉え、地域住民とともに解決の糸口を探る取り組みについて、実践事例と当事者グループの活動紹介を参考に、自地域における可能性を考える。 |
形 態 | Zoomオンライン受講 |
定 員 | 40名 |
開 講 | 令和6年12月10日(火)10:00~15:00(昼休憩1時間含む) |
(3)介護保険制度の生活支援体制整備事業で「子どもの育ちを地域で支える」ことに取り組む
受講申し込み受付中
講 師 | 武蔵野大学 人間科学部社会福祉学科 教授 渡辺 裕一 氏 |
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事例報告 | (福)葉山町社会福祉協議会 第2層生活支援コーディネーター |
概 要 | 生活支援体制整備事業は、地域支援事業実施要綱の記載のとおり「高齢者施策にとどまらず、地域づくりの観点」から推進され「様々な分野の多様な主体」を巻き込むことを推奨しており、これは神奈川県通知「高福第1422号」にも示されたところである。“誰もが安心して暮らし続けられる支え合いの地域づくり”という事業目的に対し様々なアプローチが可能であることを、地域における子育ち環境の整備をひとつの要素として取り上げ、今後の事業展開を考える機会とする。 |
形 態 | Zoomオンライン受講 |
定 員 | 40名 |
開 講 | 令和7年2月19日(水)10:00~15:00(昼休憩1時間含む) |
「研究コース」について
1.趣旨
- 県内各地で地域づくりの業務にあたる生活支援コーディネーターが地域支え合い活動を進めるうえでの懸案事項をテーマとして取り上げ、参加者各自の取り組み状況等を持ち寄り、講師、参加者と共に対応の可能性を探ります。
- 討議参加型研修です。
2.受講対象
- 県内で従事する生活支援コーディネーター(経験年数不問)
- 事業担当者、地区担当者も可。
- テーマについて担当地域における状況等を把握し、事前課題への対応が可能な方。
3.研修概要
- 状況により内容が変更になる場合があります。予めご了承ください。
(1)生活支援コーディネーターは「社協」という社会資源を活かしきれているか?
終了しました
開 講 | 令和6年12月2日(月)10:00~15:00(昼休憩1時間含む) |
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講 師 | 武蔵野大学 人間科学部社会福祉学科 教授 渡辺 裕一 氏 |
概 要 | 地域福祉の推進を使命とし、住民や様々な機関団体等と共に支え合いの地域づくりに取り組む「社協」。社協が積み上げてきたネットワークや地域との関係性はもちろん、様々な分野の福祉課題に係る事業の蓄積は、生活支援体制整備事業を進めるのにおいて貴重な資源となり得る。行政、社協、包括C等、生活支援Coが所属する組織の如何に関わらず、地域支援に取り組み続ける“コミュニティワーカー社協”が持つチカラを理解し、自身の事業展開に活かす方策について考え、地域共生社会の実現を共に目指すパートナーとしての関係構築の道を模索する。【事前提出課題あり】 |
形 態 | 集合研修 |
会 場 | かながわ県民センター12階 第2会議室 |
定 員 | 15名 |
(2)包括的な支援体制の構築を進めていく中「生活支援体制整備事業」のあり方をどう考えていくか? ~発想の転換から見えてくるもの~
参加申し込み受付け中
開 講 | 令和7年3月12日(水)10:00~15:00(昼休憩1時間含む) |
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講 師 | 同志社大学 社会学部社会福祉学科 教授 永田 祐 氏 |
概 要 | 地域共生社会の実現を目指し、包括的な支援体制の整備が進められている。神奈川県内でも「重層的支援体制整備事業」の実施地域が増えつつあるが、実施予定の有無に関わらず、今、地域づくりには世代の違いや福祉課題の分野等を横断的に捉える視点が必要とされている。“誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けること”ができるよう、支え合いの地域づくりを進めてきた「生活支援体制整備事業」に関わる者として、これまでの自身の事業展開の方向性等を参加者間で共有し、今後に向けての課題や取り組みの可能性等について検討を深める。【事前提出課題あり】 |
形 態 | 集合研修 |
会 場 | かながわ県民センター12階 第2会議室 |
定 員 | 15名 |
「生活支援Co交流集会」について
1.趣旨
生活支援Co同士による情報交換等を行い、今後の業務推進に資するネットワークづくりの機会として開催します。
2.参加対象
- 県内で従事する生活支援Co
- 経験年数は不問。ただし、各担当地域における状況についてある程度把握できていることが望ましい。
3.開催概要
- 状況により内容が変更になる場合があります。予めご了承ください。
テーマ:私たちが取り組む“地域支援”って?
終了しました
開 講 | 令和6年8月22日(木)13:00~16:30 |
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講 師 | 武蔵野大学 人間科学部 社会福祉学科 教授 渡辺 裕一 氏 |
概 要 | 導入講義の後、参加者間で各自地域における状況や、日頃の思い等の意見交換を行う。参加者同士ができるだけ多くの方と交流できるようワールドカフェ、および講師のコーディネートによる情報共有の時間を中心に構成する。 |
形 態 | 会場集合 |
定 員 | 50名 |
「地域支援プログラム」について
各市町村において地域福祉の充実を図るべく様々な事業を展開している生活支援コーディネーターに対し、有識者等から事業推進に関するアドバイスを受ける機会を設けることで、より円滑な事業運営が行われるよう支援を行うプログラムです。
1.プログラム導入地域
令和6年度は、次の2地域にて実施しています。
- 二宮町
- 綾瀬市
2.担当アドバイザー
- 駒澤大学 文学部社会学科社会福祉学専攻 教授 川上富雄氏
- 駒澤大学 文学部社会学科社会福祉学専攻 教授 川上富雄氏
「令和6年度 生活支援コーディネーター研修」に関するお問合せ
各コースの受講方法、条件、申込み手続き等の詳細につきましては、所属する市町村または市町村社協からの通知でご確認ください。
お問合せ
神奈川県社会福祉協議会
地域福祉部 地域課 生活支援コーディネーター研修 事務局
〒221-0835 横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2 かながわ県民センター12階
- TEL:045-312-4815(平日8:30~17:15)
- E-mail:tiiki●knsyk.jp(●を@に変更して送信してください)
- 所在地