畜福連携@かながわ ~畜産と福祉のコラボでともに生きる地域づくり~
社会福祉法人唐池学園・貴志園 グランドール
ボリュームたっぷり‼高座豚コロッケパン
&ピリッと刺激の高座豚ホットドック
綾瀬市吉岡にある(福)唐池学園が運営する貴志園(たかしえん)は、知的障害のある方たちの生活支援(入所)及び職業支援(通所)を目的とした福祉的就労施設です。
貴志園と高座豚手造りハムの地域連携による「高座豚コロッケパン&ホットドッグ」をご紹介します。
養豚業が盛んな綾瀬市。 貴志園から車で5分ほどの場所にも「高座豚手造りハム」の綾瀬本店と直営農場があります。
目久尻川を背に、唐池学園のゲートを越えて坂道を上っていくと、貴志園と、貴志園が運営する「手打ちそば一服館」と手造りパンの店「グランドール」の建物が目に飛び込んできます。
貴志園では、高座豚手造りハム「自然派王家」から、高座豚コロッケとメンチの成形作業を受注しています。
店舗から挽き立ての精肉を受け取り、コロッケは1回当たり4㎏(約220個)、メンチカツは1回当たり80個を成形し、納品しています。
手際よくメンチカツを丸める貴志園の利用者さんと栄養士さん。「食品製造は人の命を預かっている」と貼り紙し、衛生管理は念入りに行います。
「毎日食べたい!」心にも体にもやさしいパン
貴志園・グランドールでは、毎日でも食べ飽きることのないおいしいパン作りを目指しています。
富士山の溶岩でできた釜で焼いたパンは、遠赤外線効果でしっとり&もっちり!!
食パンはご近所の方々に大人気で予約必須です。市内や近隣市の保育所12か所にも給食用として納品しています。
企業にも出張販売を行っています。飽きが来ないように、一日に約20種類以上のパンを焼きます。
「福祉だから、ではなく、美味しいから買ってもらえるパンをつくる」と貴志園管理者の塚原正臣さん。
利用者さんのイチ推しの「タマンドーム」。きれいにふんわりと焼きあがったパン!
パンの製造部門では10人ほどの利用者と職員のみなさんが働いています。
具材の注入が難しいと言いながらも、次々とパンを成形していく手際は熟練の技。
マスク越しでも伝わってくる笑顔がグランドールのパンの優しい甘みの源かも。
「高座豚」×「ふわふわ食パン」が絶妙なコロッケサンド
貴志園の大人気食パンと高座豚手作りハムの大人気商品のコロッケがコラボした「コロッケサンド」は、高座豚手造りハム「自然派王家」の綾瀬本店で販売しています。
ピリッとマスタードが効いた「高座豚プレミアホットドッグ」も食べ応え十分‼
「地域のつながり」から生まれた畜産×福祉のコラボ
高座豚手造りハムも貴志園も、「地域とともに」という考えのもと、地域とのつながり、地元を大切にしてきました。そうしたつながりから生まれた「高座豚コロッケサンド」「高座豚プレミアホットドッグ」。
かながわの畜産と福祉のコラボ、ぜひ多くの方に味わっていただきたいです。