畜福連携@かながわ ~畜産と福祉のコラボでともに生きる地域づくり~
「かながわ畜産の日」制定
「かながわ畜産の日」制定
神奈川県では、このたび、11月第一日曜日が「かながわ畜産の日」と定められました。
畜福連携@かながわにご協力いただいている(一社)神奈川県畜産会専務理事の髙尾健太郎さんにお話を伺いました。
“初”尽くし「かながわ畜産の日」
全国で唯一の記念日を制定する機関である(一社)日本記念日協会によると、「かながわ」の名がつく記念日登録は今回が初であり、なおかつ「畜産」の名がつく記念日も初めてとのこと。県の畜産業全体を包括した記念日登録は神奈川県が初めてとなります。
(一社)神奈川県畜産会専務理事の髙尾健太郎さんは「かながわ畜産の日の制定は畜産農家の皆さん主導で進めてきました。畜産業も飼料価格の高騰などで厳しい状況にありますが、かながわの畜産が県民の皆さんの理解のもとで発展してきたことに感謝し、これからも期待に応えていくという思いを込めて、十一月の第一日曜日としました」と話します。
地域とのつながりを大切に
畜産と一口に言っても、酪農、肉牛、養豚、養鶏、養蜂と多岐にわたり、県内には「○○豚」「○○牛」など多数の畜産ブランドがあります。本県の畜産業は横浜港開港の頃に始まり、日本で最も古い歴史がありますが、近年は戸数・頭数ともに減少しています。
市街化区域の拡大とともに、匂い等が問題視されるなど、都市型畜産は地域での共生に課題が生じています。しかし、視点を変えれば、同じ地域に生産者がいて「顔が見える」存在であることは消費者にとっての大きな安心につながります。
畜産業界では県民の理解を得ること、地域とのつながりを強めることを重視し、これまでも福祉施設や学校給食への食肉寄贈などの社会貢献活動を継続的に行ってきました。
「地域でともに生きる」つながり
髙尾さんは「社会にどれだけ畜産が役立っているか、広く知らしめることが県民の理解につながっていく」とし「地域とのつながりを大切に今後も福祉分野とのコラボを広げていけたら」と話します。
同じ地域で“共生”する畜産と福祉がつながり協働することで、地域振興、障害者の就労支援、子どもの食支援など、様々な取組みを広げていける可能性があります。本会では今後も畜産業界と福祉分野の様々な連携のカタチを関係者の皆さんと一緒に模索しながら、「畜福連携@かながわ」を進めていきたいと考えます。