かながわ社会福祉サービス第三者評価推進機構

評価結果

ちぐさのもり保育園(2回目受審)

対象事業所名 ちぐさのもり保育園(2回目受審)
経営主体(法人等) 社会福祉法人よしみ会
対象サービス 児童分野 保育所
事業所住所等 〒 227 - 0051
青葉区千草台32-15
tel:045-971-3861
設立年月日 2013(平成25)年04月01日
公表年月 2020(令和2)年03月 〜
使用評価項目 横浜市版
評価機関名 株式会社 学研データサービス
総合評価(事業所の特色や努力、工夫していること、事業者が課題と考えていること等)

《施設の概要》
 ちぐさのもり保育園は、公立園を経て2012年4月1日に社会福祉法人よしみ会によって開所されました。0〜5歳児が対象で定員は75名です。東急田園都市線「藤が丘」駅から徒歩20分、「青葉台」駅からバスで7分の「千草台」バス停から徒歩1分の閑静な住宅街の中にあり、一見洋風の住宅のような周りに溶け込む外観の戸建てとなっています。駐車場も用意されています。園の理念には「一人ひとりの幸せな人生の土台を築けるよう保育します」「保育園を昼間の家庭として提供します」「お子様を抱きしめて育てます」を掲げ、職員は子ども一人一人に向き合い、保護者の気持ちも大切にする保育を実践しています。また、子どもの主体性を伸ばす園内外の環境作りと活動にも力を入れています。近隣には自然豊かな公園が複数あり、また、小さな森のような園庭には季節の花や実のなる木が植えられ、砂場近くにベンチやテーブルが設置され、ミニアスレチックや滑り台、木登りや大繩もできるなど、子どもたちは思い思いに屋外遊びも楽しんでいます。外部講師による英語や学びの時間も設けています。開園時間は平日は7〜20時、土曜日は7〜18時30分です。地域子育て支援事業として一時預かり保育、園庭開放、育児講座、交流保育、子育て相談も行っています。

《特に優れている点・力を入れている点》
○保育の理念、方針が職員に浸透しており、全職員で「昼間の家庭」として子どもたちに向き合い、抱きしめて育てる保育を実践しています
 「昼間の家庭」「お子様を抱きしめて育てます」などを大切にする理念のほかに、「子どもが幸せで楽しい1日を過ごせるようにします」「子ども一人ひとりの個性と保護者のお気持ちを大事にします」「子どもに一方的に指示するのではなく『会話』をするようにします」という方針を掲げています。理念や方針は法人理事長による園内研修などで職員に周知され、浸透しています。職員は子どもたちと穏やかに向き合い個々の個性を尊重し、ハグやスキンシップを心がけて愛情を注ぎ、昼間の家庭のような保育を実践しています。玄関ホールのロッカールームには保護者が子どもや家族の写真を飾る「おうちコーナー」を設け、子どもが寂しい時など見に行けます。また部屋ごとにカーテンを変え、全年齢の子どもの食事で家庭と同様の高さのダイニングテーブルと座高に合わせて高さを調節できる椅子を使用するなど、アットホームな保育環境の中、子どもたちは伸び伸びと過ごしています。

○子どもの自主性、主体性を伸ばす保育や環境を提供し、また、日常的な異年齢でのかかわりにより子どもたちが互いに成長し合っています
 2〜5歳児では朝の集まりの時間に子どもたちが円になって座り、互いの顔やリアクションを見ながらテーマに沿って自分の意見を出したり、友達の話を聞いたりして話し合うサークルタイムを設けています。5歳児は毎日行っていて意見を園長にプレゼンする子どももいます。職員は子どもたちとの会話から興味、関心を引き出し、思いを汲み取り保育に生かしています。また、子どもたちは日常的に異年齢でかかわっています。1、2歳児、3〜5歳児は同じ保育室で過ごし、自由遊びの時間には一緒に遊び、5歳児が小さな子どもの世話をする当番活動でもきょうだいのようにかかわり、互いに思いやりや憧れの気持ちをはぐくんでいます。園内にはキッチンやベッド、ドレッサーなどを備えた2階建てハウスがあるプレイルームのほかスタディルームなどがあり、本のお部屋は隠れ家風のスペースです。園庭に咲く花を摘むこともでき、子どもの自由な発想や主体的な遊びにつながっています。

○職員間のチームワークが良く、多職種間でも連携しながら子ども一人一人を大切にする保育を行っています
 職員間のチームワークは良好です。今回の利用者調査でも職員に対して、穏やかで親切、みなさん明るい、笑顔で優しい、などの保護者の声が多数寄せられました。職員間ではクラスミーティングやケース会議、リーダーミーティング、申し送りノートなどで子どもの情報共有を行っています。日常的に異年齢での保育も多く、職員間で子どもたちの特性や状況などの情報を共有し把握したうえで、子ども一人一人の気持ちを大切にし、無理強いをしない保育を行っています。常勤の看護師は毎朝、健康チェックとして園内を巡回しながら子どもの様子を確認し、各クラスの担任と連携しながら子どもの安全、健康面に配慮しています。また、食事は適温での提供に努めており、調理職員と連携しながら子どもたちがおいしい食事を楽しめるようにしています。園長、主任をはじめ、多職種間での職員の連携により、子どもと保護者の気持ちに寄り添う保育に努めています。

《事業者が課題としている点》
 園では職員間のコミュニケーションをさらに図り、全職員がモチベーションを上げて業務にあたれるように取り組んでいきたいと考えています。また、法人の理念や方針について、理事長執筆の保育の本を配付し、年に数回理事長から直接レクチャーを受ける機会を設けるなど、職員への浸透が図られていますが、さらに全職員で理解を深めて保育を実践できるようにしていきたい意向です。そのほか、園舎には窓が多く設けられ採光は十分ですが、真夏に暑くなる箇所があり、子どもが快適に過ごせるよう、設備面で暑さ対策を実施する考えです。


評価領域ごとの特筆事項
1 人権の尊重

 園の理念は「一人ひとりの幸せな人生の土台を築けるように保育します」「保育園を昼間の家庭として提供します」「お子様を抱きしめて育てます」の3つです。園長が一番大切にしていることは「抱きしめられることの喜び」「あなたは大事な存在だ」ということを子どもがわかる保育をすることです。職員は法人が理念としている理事長の著書「愛情保育メソッド35」について教育研修を受けて基本方針を理解しています。理念、基本方針は明文化され、入園のしおり、ホームページなどに記載し、園の入り口の掲示板に記載しています。年度初めの保護者懇談会では年間カリキュラムを配付し、基本方針に基づいて行われている保育の様子や今年の予定を説明しています。
 職員が子どもを呼ぶ時には、保護者が家庭で子どもに声をかける時の呼称を使っています。園長は理事長の方針である「愛情保育35のメソッド」を基に、子どもと話をする時は否定の言葉を使わないように指導しています。禁じる言葉で子どもを強制的に従わせると、子どもも他者に同じ態度を取るようになります。職員は上から目線で子どもを見るのではなく、同じ人としての子どもとの会話を通して子どもの発言や気持ちを受け止めるようにしています。子ども同士のトラブルは、危険な行為は止め、その他の場合は双方の気持ちを代弁して伝え、互いの気持ちが落ち着くまで見守ります。法人では子どもの人権を尊重するための園内研修を新人と中堅社員に行っています。
 2階のスタディルームやプレイルームと呼ばれている保育室には、絵本コーナーや2階建てハウスなどがあり、子どもが1人で、職員や友達の視線を意識せずに過ごすことができます。友達に知られたくないことを話す時は、一時保育室や事務室、相談室、廊下の一角などで子どもと一対一になります。おねしょ後の対応などでは、子どもをそっと連れ出し、コットパッド(寝具)は水洗いしてテラスに干すなど配慮しています。子どもが恥ずかしがって気にする場合は、家庭から防水シーツを持って来てもらうこともあります。2階のトイレは子どものプライバシーを守りながらも開放的な構造で、子どもがトイレに入る際、抵抗感を持たないで済むようにしています。


2 意向の尊重と自立生活への支援に向けたサービス提供

 全体的な計画の年齢ごとの保育のねらいに基づき、年間指導計画を作成しています。年間指導計画は期ごとに、月間指導計画は月ごとに振り返りを行ったものを年度末にまとめ、職員会議で話し合って次年度の計画に反映します。職員は園を「昼間の家庭」と考え、子どもたち一人一人と同じ人として向かい合います。2歳児からは活動の中にサークルタイムと呼ぶ時間を設けて、子どもたちが自分で意見を出し合い、話し合い、決めたルールを職員が尊重し、見守るようにしています。5歳児からは就学前の保育として画一的な活動もしますが、あくまで子どもの表情から読み取れるものを大切にして、子どもの意見を聞き、主体性を発揮できるようにしています。
 各保育室には、背の低い棚の引き出しに種類別に整理されたおもちゃが収納されており、絵本棚には表紙が見えるように絵本を置いていて、子どもが自分で好きなおもちゃや絵本を選んで取り出せるようにしています。2階には円形のスペースの周りに絵本が収納された絵本ルームがあり、主に3〜5歳児クラスの子どもたちが利用しています。クラスミーティングでは、担当保育士が子どもの遊んでいる様子を報告し合い、年齢や発達に応じたより良い環境構成について話し合っています。ラグマットや可動式の棚などを用いてコーナーづくりを工夫したり、適宜おもちゃや絵本の入れ替えを行ったりしています。また、子どもたちが落ち着いてじっくりと遊び込める時間を確保できるよう、静と動のバランスを考慮して指導計画を作成しています。
 3〜5歳児クラスでは、週に1回程度バイキング形式の食事を取り入れて、自分で食べられる量を考えておかずを取り分け、子どもたちが楽しみながら残さず食べることの大切さを知る良い機会となっています。苦手な食材は一口だけでも食べられるように声をかけ、食べられた時にはほめてあげるなどして、子どもが自分から食べようとする気持ちを大切に援助にあたっています。食育年間計画を作成し、0〜2歳児クラスでは旬の野菜に触る体験をしており、3〜5歳児クラスでは調理職員に教わりながら、とうもろこしの皮むきをしたり、クッキングでカレーライスやスイートポテトを作ったりしています。授乳や離乳食の援助については、個々のペースに応じて一対一で話しかけながら行っており、できるだけ同じ職員が対応できるようにしています。


3 サービスマネジメントシステムの確立

 年齢ごとに年間、月間指導計画があり、月間の予定を一覧表にしたデイリープログラムは、保護者にも配付しています。各クラスでは月ごとにクラスミーティングを行って情報共有したうえで指導計画を評価します。話し合いの結果は自己評価に記載し、指導計画を変更する必要がある場合は改定します。指導計画の評価結果や計画を改定をした際は連絡帳に記入したり、送迎時に保護者と話し合ったりして、保護者の意向を確認したうえで可能な限り要望に応えるようにしています。保護者の要望の中で検討を必要とするような内容については、リーダーミーティングや各種会議で話し合い、できることは計画に反映しています。
 保健マニュアルには子どもの健康観察のポイントが明記されており、マニュアルに基づいて日々の健康チェックを行っています。看護師は毎朝、各クラスを回って、子どもの様子を直接見たり、保育士から情報を収集したりして、体調不良による欠席や早退について看護日誌に記録しています。また、医務室で対応を行った際は、医務室利用記録に症状や対応内容、その後の経過観察を記録しています。一人一人の既往歴や内服歴、予防接種状況など、保護者から得た情報を健康台帳に記録し職員間で共有しています。看護師は、園での子どもの体調の変化などを降園時に必ず保護者に伝え、必要に応じて受診を勧めるなどしています。歯磨き指導については、2歳児から、食後に歯ブラシを持つことから始め、習慣化できるようにしており、5歳児クラスでは、歯科衛生士による赤染めを用いた歯磨き指導も行っています。
 安全管理マニュアルが整備されており、園内の各場所や設備、備品などの安全点検チェックリストを作成して、職員が定期的に確認を行っています。マニュアルに基づいて自衛消防組織表を作成し、誘導避難や看護などの担当を設定して、園全体で防災に向けて取り組んでおり、避難訓練計画に沿って防災訓練や通報訓練を実施しています。また、お散歩の際に地域の避難場所に子どもたちと一緒に行き、避難経路を確認をするなどの取り組みも行っています。マニュアルには、睡眠中や食事中、プール活動の際の留意事項を明記して、職員間で事故防止策を確認しています。年1回、消防署員指導のもと、全職員が救命救急法の研修を受けています。


4 地域との交流・連携  地域の子育て支援ニーズに応じた地域活動の一環として、年間の中で定期的に毎週金曜日の10〜11時に就学前の子どもを対象に園庭開放を実施しています。同年代の子どもたちの交流だけではなく、来園した保護者からの子育て相談や一時保育の希望などの要望を主任が会話をする中で把握したり、情報提供をしたりしています。入園見学会の際にも子育て相談を行い、園としての取り組みを伝え、悩みごとの解決に向けたアドバイスを行っています。また、青葉区の地域子育て支援拠点主催の「一時保育を考える会」に出席して、子育てにかかわる環境の向上や、地域で連携しての支援などについての意見、情報の交換をしています。
 毎年の事業計画策定に合わせ全職員が参加しての職員会議の中で、子育て支援のニーズについて園の専門性を生かすための検討、確認をしています。日常的にはクラスミーティングなどで随時話し合われています。一時保育は一か月前からの受付ですが、すぐに定員が埋まることはなく、ほぼ利用希望者の受け入れができています。また、5歳児の交流保育を園長会を通じて企画していて、本年度は9月から毎月1、2回、近隣の藤が丘公園などで実施しています。北欧の玩具専門会社に依頼して親子を対象に遊びやおもちゃなどの利用の仕方の講習会を開いたり、育児講座として外部講師を招いての親子ヨガ、クリスマスリース作りをしたり、交流保育としてバイオリンとピアノ音楽会や人形劇の会を開催したりしており、毎回10組前後の参加があります。
 警察、消防、児童相談所や病院をはじめとする外部関係機関や関係団体などはリスト化されており、事務室に掲示してあり全職員がいつでも見られるようにして情報共有しています。それぞれの機関ごとに園長、主任、看護師が担当窓口としてリストに明示され、地域の保護者からの相談内容に応じて適切な関係機関や地域の団体と連携しての支援につなげています。本年も定期的な巡回相談だけではなく、必要に応じて児童相談所や福祉保健センターなどと協力して相談、面談、カンファレンスを行い、連携、情報共有しながらさまざまなケースに対応し、問題解決に向けた道筋を形作っています。
5 運営上の透明性の確保と継続性

 園のホームページは充実しており、園の紹介、園庭開放や各種講座の案内、特に日々の保育活動の様子が豊富な写真によってわかりやすく紹介されています。また、パスワードによって管理する保護者専用ページも備わっており、個人情報などの保護が必要な情報などのページを含め、外部の専門会社によって毎月更新しています。また、横浜市のホームページや青葉区の広報紙、市ヶ尾・藤が丘駅エリアの事業所共同で発行している青葉区子育て支援情報のチラシにも情報提供しています。園のパンフレットや重要事項説明書などでは、さらに詳細にサービス内容、料金、職員体制などの情報を提供しています。
 見学者や利用希望者の問い合わせに対しては、園長、主任がパンフレットや重要事項説明書などに基づいて、法人や園の理念や基本方針、保育内容など、例えば園は「昼間の家庭」であり「抱きしめて育てます」といったこと、5歳児になると小学校入学に合わせ午睡を行わないこと、平等・尊厳・責任・安全がベースのデモクラティックな保育についてなど、園が大切にしていることを説明しています。見学に関してはホームページなどで案内をしています。申し込みは主に電話で受付をし、保育時間を見学できるようにお勧めしていますが、できる限り希望に添えるよう日時を調整しています。また、問い合わせに関しても園長、主任がお答えしています。
 倫理規定が定められ個人情報保護や守秘義務、法令遵守などの職員が守るべき規範がまとめられています。また、「勤務姿勢マニュアル」が作成されており、先生と呼ばれる立場にあることの自覚や心得が示され周知されています。必要な規程類などはファイリングされ、各部屋に置かれていて、いつでも閲覧できるようになっています。その時々のニュースなどで報じられた虐待や、不適切な事業所運営などの事案を例にとって会議やミーティングを通して周知、注意喚起をしています。急速に進む少子化や働き方改革などが喫緊の課題と認識しています。園の経営、運営状況は法人本体のホームページによって「事業活動計算書」「資金収支計算書」「貸借対照表」が公開され透明性を確保しています。


6 職員の資質向上の促進

 職員の資質向上を目ざし、面談を通じて自己目標や希望を把握して、園長、主任が検討し、職員個々についての研修計画を立てています。法人の基礎研修として接遇マナー研修と、年に3回法人の理事長が講師として保育理念・保育方針の理解研修を全職員が受講できるようにしています。また、キャリアアップ研修計画を策定し、乳児保育、幼児保育、障がい児保育、食育・アレルギー対応、保健衛生・安全対策、保護者支援・子育て支援、マネジメント、保育実践研修を行っています。外部研修では、日本保育協会、青葉区こども青少年局や横浜市こども青年局などによる研修、企業主催の研修に積極的に参加しています。研修終了後は一週間以内にレポートを提出し、必要に応じて研修報告会を開いたり、レポートを閲覧できるようにして全職員に周知しています。
 食物アレルギー、感染症対策、虐待防止、事故防止、個人情報をはじめとする23もの業務マニュアルが備わっており、各部屋に置かれていて誰でも閲覧することができます。非常勤保育士にも研修受講を勧め、年1回の全体での職員会議や必要に応じたミーティングで周知、確認をしています。業務にあたっては、担任、副担任保育士と保育補助の組み合わせとして主任がシフト表を作成しています。職員間のコミュニケーションは良好で、非常勤職員に経験者も多く、立場にとらわれず、時には経験のある非常勤職員が経験の浅い常勤職員にアドバイスすることもあり、職員が一体的に協力して保育にあたっています。充実した休憩室が円滑なコミュニケーションの形成に役立っています。
 キャリアパスや勤務姿勢マニュアルとして経験や能力に応じた期待される水準が明文化され、職務分担表や組織図によって各セクションの役割と責任が明示されています。その中で利用者の窓口は担任、現場を統括する位置に主任、最終的な判断を園長が行うと責任の所在を明確にして、それぞれの職層に権限の委譲をしています。責任の明確化によって個々の職員が業務に対するやりがいを高め、成し遂げた時の満足度につながっています。年度末に行っている自己評価と今後の期待の記載項目に、園内、職場内で改善してほしいところ、試みたいことなどの園に対する要望などを自由に記入、提案できるようになっています。そうした内容については園長が全職員と個別に面談する中で把握し、必要なことについては改善の検討をしています。


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