かながわ社会福祉サービス第三者評価推進機構

評価結果

こもれび(2回目受審)

対象事業所名 こもれび(2回目受審)
経営主体(法人等) 社会福祉法人あまね
対象サービス 障害分野 共同生活援助(グループホーム)
事業所住所等 〒 239 - 0805
横須賀市舟倉
tel:―
設立年月日 2006(平成18)年01月01日
公表年月 2018(平成30)年03月 〜
使用評価項目 推進機構障害者GH等第三者評価項目
評価機関名 福祉サービス第三者評価機関 公益社団法人 神奈川県介護福祉士会
総合評価(事業所の特色や努力、工夫していること、事業者が課題と考えていること等)

<ホームの概要と理念や方針>
〇社会福祉法人あまねが運営するグループホームのひとつで、2階建て住居の2階に5名の女性利用者が生活を送っている。1階には同一法人の生活介護事業所がある。利用者の年齢は、40代が2名、60代が2名、70代が1名で、ホームを開設して10年が経過する中、利用者の高齢化が進んでいる。5名の利用者は、日中は生活介護事業所や就労継続支援B型事業所、地域作業所などに、電車やバスを利用したり、徒歩で通っている。
〇ホームに、管理者の他に常勤職員1名と非常勤職員(サービス管理責任者)1名を置き、パート職員9名とともに利用者の生活面の支援を行っている。利用者の高齢化や状態の変化に合わせ、利用者がホームで生活している時間帯のうち、夕方の時間帯は3名の職員が関わることができるよう配慮している。
〇利用者から「ここでずっと暮らしていきたい」と思ってもらえるホーム作りを目指し、「利用者に幸せな日々を重ねていただきたい」との職員の思いを柱にして、常勤職員や非常勤職員、パート職員が連携して、日々の支援を実践している。


<支援にあたって努力・工夫している点>
〇利用者の状況は様々であり、利用者個々の状態に合わせて、見守りや一部支援、全面的な支援を行っている。また、利用者が自分でできる「能力やパワー」を損なうことがないよう、継続していくことができるよう取り組んでいる。健康面にも配慮して、月1回、看護師による健康面のチェックを行っている。
〇個別支援計画は、利用者と話し合いを行いながら一緒に作成している。計画はあくまでも利用者本人のものであることから、図や写真などを入れた書式を独自に工夫し、「ことしのわたし」として、「ことしやってみたいこと」「とくいなこと、すきなこと」「わたしのゆめ、しょうらいのこと」などを記載した分かりやすい内容となっている。

評価領域ごとの特筆事項
1 人権の尊重 〇ホームは生活の場であるため、どうしても親しみやすい呼び方になりがちである。利用者には「〜さん」と呼び掛けるようにしている。また、会話も丁寧体を使い「ですます調」で話し掛けるようにしている。
〇各居室を職員が訪れる際には、ノック、声掛けをして、利用者の了解を得てから入室するようにしている。利用者の居室のドアは、開放したままにしないよう、声掛けを心掛けている。
2 意向の尊重と自立生活への支援に向けたサービス提供 〇個別支援計画は、利用者と話し合いを行いながら一緒に作成している。計画はあくまでも利用者本人のものであることから、図や写真などを入れ、利用者にわかりやすい書式を工夫して使用している。モニタリングも利用者と一緒に、年2回、行っている。
〇関係機関の職員や医療機関とは、日頃より情報交換を行っており、利用者の思いをできるだけ引き出せるよう配慮している。
3 サービスマネジメントシステムの確立 〇利用者の小口現金の管理にあたっては、出納帳を付けるとともに、金銭の引き渡しの際には、職員がダブルチェックを行い、間違いのないようにしている。
〇夜間想定の避難訓練を、2ケ月に1回、ホームで行っている。非常用持ち出し袋や食料、薬などを用意し、靴は常に履きやすい場所に置いている。
4 地域との交流・連携

〇利用者、職員とも、近隣の方々に対して積極的に挨拶をするよう心掛けている。地域のゴミ集積所の掃除当番も、職員が欠かさず行っている。
〇地域の防災訓練に、利用者と職員が参加し、地域と顔の見える関係作りを行っている。防災訓練では、地域の方と一緒に小学校まで避難し、炊き出しの訓練などを行っている。


5 運営上の透明性の確保と継続性 〇法人の理念をパンフレットに記載し、地域の方に知ってもらうようにしている。職員には、全体会議や月1回開催する職員会議、ケース会議の場で理念を示し、利用者への支援のあり方が理念に基づいたものであるか確認している。
〇月1回開催する職員会議では、利用者の情報の共有と、統一した対応を行うことができるよう取り組んでいる。職員会議には法人の職員も参加し、運営に関することや、福祉を取り巻く情勢などを伝えている。
6 職員の資質向上の促進 〇法人全体の研修会には全職員が参加し、法人の理念の周知や社会福祉の動向などを学んでいる。外部研修に参加した職員は、職員会議などで研修報告を行い、職員全体で内容を共有するようにしている。
〇ホームにはパート職員が多く、勤務時間も様々である。職員同士の連絡を密にするため、「連絡ノート」を活用している。
7 日常生活支援 〇利用者は年1回、健康診断を行って、健康面をチェックしている。毎日の検温を希望する利用者には検温を行い、その他、体重や血圧測定も定期的に実施して、利用者の体調変化に気を付けている。
〇利用者全員が服薬している。服薬カレンダーから、毎食、自分の薬を取り出している方や、職員がその都度手渡している方など様々だが、服薬したかどうか職員がダブルチェックしている。
〇ホームでの食事は、リビングで一緒に摂取している。職員が献立を作成し、高蛋白低カロリーを基本にして、パート職員が調理している。利用者も食事作りに参加して、鉄板焼きなどを楽しむことがある。休日に、移動支援のヘルパーと外出し、外食している利用者もいる。
〇ホームでは、利用者の生活に潤いが持てるよう、クリスマス会や誕生会のイベントを行っている。

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