かながわ社会福祉サービス第三者評価推進機構

評価結果

かもめはうす(2回目受審)

対象事業所名 かもめはうす(2回目受審)
経営主体(法人等) 社会福祉法人あまね
対象サービス 障害分野 共同生活援助(グループホーム)
事業所住所等 〒 238 - 0052
横須賀市佐野町
tel:―
設立年月日 2006(平成18)年03月01日
公表年月 2018(平成30)年03月 〜
使用評価項目 推進機構障害者GH等第三者評価項目
評価機関名 福祉サービス第三者評価機関 公益社団法人 神奈川県介護福祉士会
総合評価(事業所の特色や努力、工夫していること、事業者が課題と考えていること等)

<ホームの概要と理念や方針>
○社会福祉法人あまねが運営するグループホームのひとつで、2階建て住居の1、2階に、4名の男性利用者(現在、1名欠員)が生活を送っている。また、サテライト利用として、1名の男性利用者が地域で生活している。利用者の年齢は、40代が1名、50代が1名、60代が2名で、ホームを開設して10年が経過する中、利用者の高齢化が進み、車椅子を使用している利用者もいる。4名の利用者は、日中は一般就労の事業所や生活介護事業所に、うち1名の利用者は介護保険制度の通所介護事業所に通っている。
○ホームに、管理者の他に常勤職員1名と非常勤職員1名を置き、パート職員7名とともに利用者の生活面の支援を行っている。利用者の高齢化や状態の変化に合わせ、衣食住のサービス提供に不足が生じないよう、住環境の管理に注意し、特に安全と清潔に心掛けている。
○利用者の障害は様々で、それぞれ異なる心のケアが必要なため、意思確認にあたっては会話やボディランゲージを工夫し、柔軟で丁寧なコミュニケーションを図るよう心掛けている。常勤職員や非常勤職員、パート職員が連携して、日々の支援を実践している。


<支援にあたって努力・工夫している点>
○利用者個々の状態に合わせて支援を提供するため、日誌や口頭による業務の引継ぎや、法人本部への報告、連絡、相談を密に行うよう心掛けている。利用者への支援にあたっては、各職員の意見や思いを尊重し、加齢による体力の低下や障害があっても、利用者が主体的に生活を送ることができるよう支援している。
○個別支援計画は、利用者と話し合いを行いながら一緒に作成している。計画はあくまでも利用者本人のものであることから、図や写真などを入れた書式を独自に工夫し、「ことしのわたし」として、「ことしやってみたいこと」「とくいなこと、すきなこと」「わたしのゆめ、しょうらいのこと」などを記載した分かりやすい内容となっている。

評価領域ごとの特筆事項
1 人権の尊重 ○ホームは生活の場であるため、どうしても親しみやすい呼び方になりがちである。利用者には「〜さん」と呼び掛けるようにしている。また、会話も丁寧体を使い「ですます調」で話し掛けるようにしている。
○各居室を職員が訪れる際には、ノック、声掛けをして、利用者の了解を得てから入室するようにしている。利用者が不在の時は、居室を施錠するよう、声掛けしている。
2 意向の尊重と自立生活への支援に向けたサービス提供 ○個別支援計画は、利用者と話し合いを行いながら一緒に作成している。計画はあくまでも利用者本人のものであることから、図や写真などを入れ、利用者にわかりやすい書式を工夫して使用している。
○利用者は、自己表現力に課題があるため、日常からコミュニケーションを図り、積極的に関わって、思いや希望を把握するようにしている。
3 サービスマネジメントシステムの確立 ○利用者の小口現金の管理にあたっては、出納帳を付けて管理している。利用者にはあらかじめ決めた金額を、夕食後に小遣いとして渡している。休みの前や外出の予定がある場合には、追加で渡している。
○ホームで避難訓練を定期的に行う他、非常用持ち出し袋や食料、薬などを用意して、災害発生に備えている。
4 地域との交流・連携 ○近隣の方々に対して積極的に挨拶をするよう心掛けている。ホームの隣りには外国籍の方が生活しているので、円滑にコミュニケーションが図れるよう努めている。
○地域のゴミ出しのルールを守り、近所の落ち葉の清掃をこまめに行うなどして、地域との良好な関係作りに努めている。
5 運営上の透明性の確保と継続性

○法人の理念をパンフレットに記載し、地域の方に知ってもらうようにしている。職員には、全体会議や月1回開催する職員会議、ケース会議の場で理念を示し、利用者への支援のあり方が理念に基づいたものであるか確認している。
○月1回開催する職員会議では、利用者の情報の共有と、統一した対応を行うことができるよう取り組んでいる。職員会議には法人の職員も参加し、運営に関することや、福祉を取り巻く情勢などを伝えている。


6 職員の資質向上の促進 ○法人全体の研修会には全職員が参加し、法人の理念の周知や社会福祉の動向などを学んでいる。外部研修に参加した職員は、職員会議などで研修報告を行い、職員全体で内容を共有するようにしている。
○ホームにはパート職員が多く、勤務時間も様々である。職員同士の連絡を密にするため、「連絡ノート」を活用している。
7 日常生活支援 ○利用者は年1回、健康診断を行って、健康面をチェックしている。ホームに、加湿器やウィルスバスターを設置している。また、インフルエンザ対策として、手洗い、うがいを励行している。
○利用者全員が服薬している。薬はすべてホームの事務所で管理している。誤与薬を防止するため、利用者が薬を飲み終えるまで確認している。
○利用者の障害特性は様々なため、ホームでは、利用者が自分の居室で過ごしていることが多い。
○忘年会や新年会、クリスマス会などのホーム行事を企画、実施している。また、ホーム内で、お好み焼きや焼肉を一緒に作って、楽しむこともある。アルコールを自分で購入し、自室で飲んでいる利用者もいる。

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