かながわ社会福祉サービス第三者評価推進機構

評価結果

ジャストサイズ堀内第2

対象事業所名 ジャストサイズ堀内第2
経営主体(法人等) 社会福祉法人湘南の凪
対象サービス 障害分野 共同生活援助(グループホーム)
事業所住所等 〒 240 -
葉山町-
tel:
設立年月日 2017(平成29)年04月01日
公表年月 2017(平成29)年11月 〜
使用評価項目 推進機構障害者GH等第三者評価項目
評価機関名 福祉サービス第三者評価機関 公益社団法人 神奈川県介護福祉士会
総合評価(事業所の特色や努力、工夫していること、事業者が課題と考えていること等)
<ホームの概要と理念や方針>
○社会福祉法人湘南の凪が運営するグループホームのひとつで、堀内第2は2階建て住居の2階にあり、5名の女性利用者が生活を送っている。また、1階には堀内第1があり、5名の男性利用者が生活を送っている。また、それぞれのホームには、短期入所の居室を1室備えている。利用者の年齢は、20代から60代と幅広く、重い障害のある利用者が多い。5名の利用者全員が、日中は町内の生活介護事業所に通い、うち1名は介護保険の通所介護事業所を併せて利用している。
○建物の設計から職員が関わり、利用者の高齢化や障害の重度化に対応できるよう、建物内はすべてバリアフリーの造りになっている。利用者が安心・安全に生活を送ることができるよう、特に廊下の幅を広く確保した。また個々の障害特性に配慮し、浴室には入浴用リフトを設置している。
○法人の一部門に「ジャストサイズ」を置き、8名の常勤職員(管理者1名、サービス管理責任者2名、生活支援員5名)が、堀内第1・第2を含めた7つのグループホームをまとめている。堀内第1・第2には非常勤職員(生活支援員、世話人)10名を配置している。
〇利用者本人の意思を尊重し、個々の障害特性を十分理解したうえで、利用者が「自分でできること」を増やしながら、スキルアップにつながる支援を提供している。早い段階で利用者の健康状態の変化を把握し、他事業所や医療機関と連携を図っている。
<支援にあたって努力・工夫している点>
○利用者の障害支援区分に関係なく、重い障害を持つ利用者に対しても、本人の自己実現に向けた支援の充実と、安心して生活を営める環境作りに努めている。新しいグループホームであることから、地域の自治会に加入し、利用者が地域の一員として生活できるよう、近隣住民との良好な関係づくりを目指している。
○非常勤職員の育成に力を入れ、職員間の引継ぎを密に行っている。必要に応じて、職員間で話し合いを行うなど、職員が孤立しないよう、相談しやすい環境作りに努めている。また、法人に虐待防止委員会を置き、非常勤職員を含めたグループホームの全職員が虐待防止研修会に参加し、利用者の人権を尊重した取り組みを行っている。
評価領域ごとの特筆事項
1 人権の尊重 ○言語でのコミュニケーションが難しい利用者が多い中、利用者の表情を確認し、ジェスチャーや手話を交えて、利用者の思いを汲み取っている。
〇利用者の権利侵害防止の取り組みとして、第三者委員や民生児童委員の定期訪問を受け入れている。民生委員・児童委員は毎月2回ほど訪問している。
2 意向の尊重と自立生活への支援に向けたサービス提供 ○半年に1回、モニタリングや再アセスメントを行い、サービス管理責任者が利用者の個別支援計画の見直しを行っている。計画の策定にあたっては、家族面談を行っている。
〇日常の生活場面では、家族とこまめに連絡を取り合い、支援の方法や食事提供方法など変更する場合にも、事前に家族に説明している。
3 サービスマネジメントシステムの確立 〇ジャストサイズ預り金規程を定め、金銭管理を行っている。預かった現金は、グループホームの鍵付きの金庫やボックスに保管している。
〇サービス管理責任者を苦情受付担当者、管理者を苦情解決責任者として、苦情解決のポスターを作成し、グループホームの玄関に掲示している。
〇グループホーム連絡網を作成し、管理者やサービス管理責任者とは、いつでも連絡が取れる体制を整えている。
4 地域との交流・連携 ○地域の自治会に加入し、地域とのより良い関係づくりを目指している。
〇グループホームの開設にあたっては、地域に対して説明会や内覧会を行っている。日頃より、近隣住民への挨拶を欠かさないようにしている。
5 運営上の透明性の確保と継続性 ○グループホームの運営規程を整備し、法人の基本理念や職員行動指針をホーム内に掲示している。職員は、毎日内容を確認してから業務に就いている。
〇法人の各事業所から職員が参加し、コンプライアンス委員会を設置している。毎月、共通のテーマを設定し、法令を遵守しているか確認し、評価している。
6 職員の資質向上の促進 ○グループホームの常勤職員は、月に1回職員会議を開催し、各ホームの情報交換やイベント、研修、個別支援計画などについて話し合いを行い、情報の共有を図っている。
〇グループホームの非常勤職員は、月に1回支援員会議を開催し、常勤職員から職員会議の内容を伝達したり、ホーム内での課題解決のための話し合いを行い、情報の共有を図っている。
7 日常生活支援 〇言語での意思疎通が難しい利用者が多く、手話やジェスチャー、本人の表情から、健康状態を把握している。毎日2回検温を実施し、血圧や体重などを確認し、個別のチェック表に記録している。
〇服薬管理については、薬を鍵付きの引き出しに保管し、夜勤明けの職員が1日分の薬を籠の中に入れている。投薬後は「投薬確認表」に記録し、複数の職員がチェックすることで、誤与薬の防止に努めている。
〇着替えや歯磨き、洗面、整髪などの整容に関しては、自分で行うことが難しい利用者が多いため、職員が声掛けし支援している。気温が高くても重ね着をしてしまう利用者もいるため、職員が状況を確認し、支援している。
〇日中活動から帰宅後は、コーヒーを飲んだり、テレビを観たり、簡単な計算や文字を書いて過ごしている。生活のリズムが決まっていることから、個々に過ごすことを大切に支援している。
〇利用者の高齢化、障害の重度化により、食事は刻み食やミキサー食も用意している。

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