かながわ社会福祉サービス第三者評価推進機構

評価結果

愛名やまゆり園 オアシス2

対象事業所名 愛名やまゆり園 オアシス2
経営主体(法人等) 社会福祉法人かながわ共同会
対象サービス 障害分野 共同生活援助(グループホーム)
事業所住所等 〒 243 -
厚木市-
tel:
設立年月日 2009(平成21)年05月11日
公表年月 2017(平成29)年11月 〜
使用評価項目 推進機構障害者GH等第三者評価項目
評価機関名 福祉サービス第三者評価機関 公益社団法人 神奈川県介護福祉士会
総合評価(事業所の特色や努力、工夫していること、事業者が課題と考えていること等)
<ホームの概要と理念や方針>
○社会福祉法人かながわ共同会・愛名やまゆり園が運営するグループホームのひとつで、運営主体施設の愛名やまゆり園から徒歩5分の住宅街の中にあり、オアシス1、3が隣接している。オアシス2には、40代から60代の女性利用者5名が、1、2階の居室で生活している。利用者のうち4名は、日中、市内の就労継続支援B型事業所に通い、1名は生活介護事業所と介護保険の通所介護事業所を併せて利用している。
○建物の設計段階から職員が関わり、利用者の高齢化や障害の重度化に対応できるよう、玄関前にスロープを設置し、1階部分はすべてバリアフリーの造りになっている。利用者が安心・安全に生活を送ることができるよう、個々の障害特性に配慮して、利用者の居室を決めている。
○運営主体施設の地域支援部に地域生活支援課を置き、5名の常勤職員(管理者・サービス管理責任者1名、生活支援員4名)が、オアシス2を含めた4つのグループホームをまとめている。オアシス2には非常勤職員(生活支援員、世話人、夜間支援者、看護師)11名を配置している。
〇利用者個々のニーズや能力に応じて「自己選択・自己決定」を促し、「できることは自分で行うこと」を基本とし、本来利用者が持つエンパワメントを最大限に引き出せるような支援を実践している。利用者の意見を聞き、利用者自身に居心地がよいと思ってもらえるような環境整備を行っている。
<支援にあたって努力・工夫している点>
○利用者の人権擁護を重視している。支援者全員に定期的に共通のテーマを提示した「人権ノート」を活用して、テーマについて取り組みと振り返りを行っている。内容を人権推進委員会担当職員がまとめ、支援者全員に周知している。人権について常に考え、意識する取り組みを継続して行っている。
○毎日、地域生活支援課の常勤職員が全グループホームを巡回することにより、利用者の状態や要望の確認、健康管理を行い、非常勤職員との密なコミュニケーション・情報交換を図っている。非常勤職員が主体となって、利用者支援が行えるよう、非常勤職員の意見を積極的に取り入れている。
評価領域ごとの特筆事項
1 人権の尊重 ○利用者に対して、命令口調や威圧的な態度にならないよう、穏やかな声掛けを意識している。常勤職員のグループホーム巡回時には、支援者間で声掛けや態度などをチェックし、確認し合っている。
〇利用者に対して支援を行う際には、必ず本人に確認を取ってから行っている。利用者の視点に立ち、必要以上にもしくは一方的な支援にならないよう、世話人会議や課会議、モニタリング会議などを毎月開催し、検討している。
2 意向の尊重と自立生活への支援に向けたサービス提供 ○グループホームごとに利用者自治会を作り、定期的に話し合いを行い、利用者の意見を汲み取る場を設けている。自治会長を選び、運営は職員も手伝っている。
〇サービス満足度調査を実施している。満足度調査は、「はい、いいえ」で答えられるグループホーム独自のアンケート票を作成し、記入が難しい利用者は、聴き取りも行っている。
3 サービスマネジメントシステムの確立 ○グループホームで預かっている利用者の現金は、毎日、非常勤職員が確認している。ミス防止のため、金銭管理マニュアルを周知徹底し、平日は朝・夕の2回、休日は朝・昼・夕の3回、複数の職員でダブルチェックを行っている。
〇厚木地区オンブズマンネットワークの取り組みとして、「ホームしゃべり場」というホーム相互訪問会を実施している。他法人職員のグループホーム訪問を受け入れ、利用者の生の声を聞いてもらう機会を設けている。
〇法人やグループホーム全体で、緊急時対応マニュアルを整備し、緊急事態発生に備えている。毎夜23時に、夜間支援者は運営主体施設を交えた定時連絡を実施する他、セコムを導入し、非常時にサポート受けられる体制を取っている。
4 地域との交流・連携 ○地域の自治会に加入し、町内会の行事に積極的に参加している。職員が地域の防犯パトロールに参加する他、地域の美化清掃には利用者が参加している。グループホームの取り組みを紹介した「ホーム通信」を地域に配布している。
○近隣の子どもたちを招いて、七夕やハロウィン、餅つきなどを行い、共に楽しんでいる。運営主体施設主催の2大行事「納涼祭(7月)」「あいなまつり(10月)」にも、毎回多くの地域の方が参加し、地域交流を促進している。
5 運営上の透明性の確保と継続性 ○グループホーム利用時および契約更新時には「重要事項説明書」を用いて、サービス提供方針やサービス内容を利用者や家族に説明している。「重要事項説明書」は、いつでも内容を確認できるように玄関に掲示している。
○毎日、常勤職員がグループホームを巡回し、非常勤職員の意見を積極的に収集・確認し、実際の支援に活かせるよう努めている。
6 職員の資質向上の促進 ○常勤職員には、階層などに応じて、新採用者研修、フレッシュマン研修、中堅T研修、中堅U研修、監督者研修、管理者研修の階層別研修への参加を義務付けている。研修は階層別にテーマを決めて実施している。
○法人及び法人内4園の研修会や、厚木地区グループホーム連絡会の世話人研修会などに、非常勤職員が参加し、非常勤職員のスキルアップにつなげている。
○研修参加時は、職員はきちんとした服装で参加することとしている。職員だけでなく、利用者も身だしなみには気を付けた生活を心掛けているので、職員教育の中でも意識付けを行っている。
7 日常生活支援 ○週に1回、グループホームで雇用した看護師がグループホームの巡回を行い、健康面でのフォローを行い、運営主体施設の診療所や協力医療機関とも連携している。
○利用者は休日や自由時間には、グループホームの支援者や移動支援ヘルパーと一緒に、地域のイベントやカラオケなどの娯楽施設、レストランやショッピングセンターなどに外出している。
○グループホームでの行事や旅行、日々の生活の様子がわかるDVDを作成し、家族に観てもらっている。

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