かながわ社会福祉サービス第三者評価推進機構

評価結果

ハイム陽春第一

対象事業所名 ハイム陽春第一
経営主体(法人等) 社会福祉法人陽だまりの会
対象サービス 障害分野 共同生活援助(グループホーム)
事業所住所等 〒 222 -
港北区-
tel:-
設立年月日 2011(平成23)年11月01日
公表年月 2017(平成29)年04月 〜
使用評価項目 推進機構障害者GH等第三者評価項目
評価機関名 特定非営利活動法人 よこはま地域福祉研究センター
総合評価(事業所の特色や努力、工夫していること、事業者が課題と考えていること等)

<ホームの概要と理念や方針>
・社会福祉法人陽だまりの会が運営する精神障がい者を対象とするグループホームです。
・最寄駅から徒歩15分ほどに位置し、一般住宅や個人商店、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどが混在する地域にあります。
・3階建ての建物に「ハイム陽春第一」と「ハイム陽春第二」の2ホームが入っています。1階は2ホームの共有スペースで、2階が「ハイム陽春第一」の居室、3階が「ハイム陽春第二」の居室になっています。
・ハイム陽春第一には、女性1名男性5名の計6名が居住しています。
・職員の体制は、管理者、サービス管理責任者、世話人・生活支援員の他に夜間支援員を配置する準24時間体制のグループホームです。
・バックアップ施設は、同じ法人が運営する「ハウス陽だまり」です。
・基本理念は、『「感謝・慎み・助け合い」をキーワードとし、自立性と社会性を身につけ、自分らしい暮らしが送れるよう支援します』としています。


<支援にあたって努力・工夫している点>
利用者が社会の中で普通に生活するための支援を心がけています。長年の入院生活や実家での生活で、支援してもらうことに慣れてしまっている人に対しても、自分で出来ることを徐々に増やし自立への希望を持てるように支援しています。
職員は、利用者がごく当たり前の近所付き合いとして近隣と交流出来ることを見守っています。例えば、近くのコンビニエンスストアで、やり方を忘れて毎日コーヒーの淹れ方を店員から教えてもらっていたり、店員から名前で声をかけてもらっています。また、利用者が近所の電気店に電球交換に来てもらったり、向かいの飲食店から出前を取ったりするなど、地域の人々が利用者の障がいを認めた上で関わりを継続し深めていく環境整備が大切であると考えています。こうした穏やかな生活を通して、利用者が生活する自信を持ち自立性と社会性を得られるような支援を行っています。

評価領域ごとの特筆事項
1 人権の尊重 ・利用者の意志及び人格を尊重して、常に利用者の立場に立った支援を心がけています。利用者それぞれの「自分で暮らしていく力を育てる」ための支援を行っています。
・運営法人で虐待防止対応規程を定め、法人内の各施設を対象に「人権チェックリスト」による自己点検を毎年実施しています。
・個人情報保護及び利用者に関する守秘義務については、運営法人で規程を定めています。職員は入職時のオリエンテーションで説明を受け全職員が誓約書を提出しています。
2 意向の尊重と自立生活への支援に向けたサービス提供 ・月1回、利用者ミーティングを実施しています。共同生活上の当番の決定や、レクリェーションの提案等を、全員で話し合っています。
・毎年の個別支援計画は、利用者本人が参加して作成しています。家族・医療機関・行政機関(生活保護受給者であれば、担当者)等の関係者にも参加を依頼し、日程が合えば出席してもらっています。作成後のモニタリングは従来半年後に行っていましたが、平成28年度より4か月毎の実施とし、回数を増やしています。
3 サービスマネジメントシステムの確立 ・利用者の金銭については基本的に自己管理とし、利用者本人と一緒に確認する「管理支援」を行い、通帳・印鑑は預かりません。
・「苦情申し出窓口」として、ホーム内の責任者と受付担当者及びホームの第三者委員の氏名と連絡先、外部の相談機関の連絡先を明記し、食堂に掲示しています。
・事故や災害時の対応マニュアルを入居者用にも作成し、食堂に備えています。また、各フロアーの廊下壁面には災害時避難場所の地図や、緊急時サポート体制のフローチャートを掲示しています。
4 地域との交流・連携 ・自治会に加入し、自治会や町内会の催しには出来る限り利用者と共に出席するようにしています。
・日頃から近隣住民とのコミュニケーションを図り、友好的な関係を築いています。入居者は、近所のコンビニエンスストアやスーパーマーケット、飲食店や小売店等を利用し、自分たちのことを自然に知ってもらい、地域の一員としての暮らしを送っています。
5 運営上の透明性の確保と継続性 ・事業所の運営規定及び指定共同生活援助に関する重要事項説明書を、ホーム内の共有スペース(食堂)に掲示しています。
・支援サービスの一定レベルの担保及び職員間の情報共有を目的として業務管理ソフトを導入しています。
6 職員の資質向上の促進 ・運営法人で共通する重要事項として、コンプライアンス・運営理念・虐待防止の3項目についての研修を、毎年度初めに全職員対象で行っています。
7 日常生活支援 ・利用者の健康については、日々の会話を通して、いつもと違う様子がないか留意しています。「様子つづり」に、利用者全員のその日の様子を記録しています。
・夜間支援員は、利用者と会う機会が少ない為、利用者の顔写真と名前、一人一人の障がい特性による支援の方法を明記して夜間支援室に掲示し、夜間においても適切な支援が出来るように考慮しています。
・休日の利用者は、自室で読書をしたり、CDやインターネットで音楽を聞いたりして過ごしています。作業所からの帰り道にウィンドウショッピングを楽しんだり、障がい者対象のスポーツジムやプールに立ち寄る人もいます。
・利用者の家族との交流としては、毎年、個別支援計画作成時に参加してもらい面談しています。当日は日常の利用者の様子を伝える機会にもなっています。

詳細評価(PDF570KB)へリンク