かながわ社会福祉サービス第三者評価推進機構

評価結果

キンダーガーデンやまと

対象事業所名 キンダーガーデンやまと
経営主体(法人等) 社会福祉法人新考会
対象サービス 児童分野 保育所
事業所住所等 〒 242 - 0021
大和市中央6−1―5
tel:046-200-5810
設立年月日 2014(平成26)年04月01日
公表年月 2017(平成29)年03月 〜
使用評価項目 神奈川県社協版
評価機関名 ソキウスコンサルテーションズ株式会社
総合評価(事業所の特色や努力、工夫していること、事業者が課題と考えていること等)

【優れている点】
1. 保護者との信頼関係を築き家庭とのコミュニケーションを大切にした取り組みをしています。
保護者との連絡帳を使い子育ての不安や悩みなど相談しやすい話し方や接し方を丁寧にしています。
登園時の子どもと保護者の様子から園からの声かけなど、さりげなく話しやすい声掛けに努めています。
 年3回のクラスだより、毎月の園だよりを配布して常に保護者への情報提供に努めています。
 声をかけやすい雰囲気づくりのため話し方、聞き方に留意し、保護者の気持ちが落ち着かない時には園から声をかけ話をするようにしています。
 早め早めの情報提供と発達について入園時の丁寧な対応で保護者からの相談や個別面談は、継続的に実施しています。日頃から話し方や、声をかけやすい雰囲気を大切にしています。
 保護者の申し出により特に配慮の必要な子どもについては早めに専門機関と連携し、早期療育支援を取り入れ、保護者の不安を取り除けるよう、丁寧な取り組みをしています。


2.子どもの豊かな心を育む保育に取り組んでいます。
 保育目標に「人の気持ちの分かる優しい心、頑張れる強い意思、創造性豊かな心を育てる」ことを掲げています。
 外国籍の子どもには特別扱いすることなく子ども同士のかかわりを大切にしています。障害のある子どもには視覚的な教材を使用したり、仲の良い子どもや異年齢の子どもと一緒に行動することで安心して過ごせるようにしています。
 音楽会や陶芸教室など行事の中にも創造性豊かな心を育てる保育に取り組んでいます。


【独自に工夫している点】
1. 地域との交流を大切にした取り組みをしています。
 園庭がないため、近隣の公園に散歩に出かけると他の園と一緒になることが多いこともあり地域の他園との交流も積極的に行っています。
 高齢者施設への訪問を通して世代間交流をし、お年寄りと一緒にお遊戯と歌の発表会を毎年実施しています。高齢者とのふれあいの中で時には高齢者が涙を流す方がいたり感動的な場面があります。交流を通じて高齢者に対する親しみや、いたわりの気持ちが育まれています。


2. 地域と一緒に防犯対策に力を入れた取り組みをしています。
 近隣の公園に散歩に出かける時は、地域の他の園と一緒になることが多く子どもたちがどこの園の子どもなのか分からなくならないよう、帽子の色が合わないようにし、他園の子どもたちと区別ができるよう工夫しています。散歩に出かける時に戻る時間は何時になるのかを必ず確認するように徹底しています。毎月、地域の掃除を全職員で実施し、地域と一緒に園の安全に力を入れています。


【改善すべき事項】
1. 災害発生時の地域支援体制については、今後より一層の取り組みを期待されます。
 災害発生時に地域との連携は現在、自治会長と子どもを中心とした高齢者も含めた拠点となるように取り組み中ですが、今後は災害時のマニュアルの整備、地域との避難訓練など積極的に実施することが期待されます。

評価領域ごとの特筆事項
1 人権の尊重

・乳幼児の一人一人の人格の健全育成を日々の保育を通じて培い、人の気持ちの分かる優しい心、頑張れる強い意思、創造性豊かな心情を育てることを保育指針に掲げています。
 接し方のマニュアルを整備し、日々のやりとりは、話し方に注意し、職員研修でも話し合っています。

・外国籍の子どもに対し、文化の違いなどを認め合い、保育者が中心になり子ども同士が交流を持てるようにしています。
 アレルギーなどの食に関する特別な配慮が必要な子どもに対してはアレルギー対応マニュアルを整備し、個別指導や診断表を作成し、きめ細かく対応しています。

・各関係機関と連携しています。登園時の様子を丁寧に観察し、園から声をかけられるようにしています。
 早期発見を心がけ、登園時の様子などから保護者に対して園から声をかけるようにしています。

・個人情報保護規程を整備し、入園時に保護者に説明しています。写真撮影やSNSを含むインターネット上の公開など無断で第三者に提供しないように入園時に説明をしています。

2 意向の尊重と自立生活への支援に向けたサービス提供

・マニュアルを整備し、入園時に保護者に説明しマニュアルを保護者に渡しています。毎日の出来事は全クラスに連絡帳を使って日々家庭とのやりとりができるようにしています。
 年2回の保育参観、園だより、クラスだより、個別面談など家庭との連携を図っています。

・入園時に保護者からの意向をききとり、日々の保育に反映しています。日々の連絡帳からの意向も大切にし、園から声をかけるように努めています。保護者からの意向は全職員に周知し話し合い、てん末について保護者へ報告しています。

・0. 1歳児を合同保育することで、クラスにとらわれず、より細かな成長に合わせたグループでの保育ができています。
 縦割り保育を通して、お手伝いをしたり、お手伝いをしてもらったりする中で、お互いを大切に思う気持ちを育めるようにしています。

・足元からの健康増進にはだし保育を取り入れ、土踏まずの形成促進や、足の裏の刺激による全体の成長を促すようにしています。園庭はありませんが、近隣の公園に散歩に出かけています。園内の温度・湿度など室内環境マニュアルを整備し、快適に過ごせるようにしています。

・外部に講師を依頼して大和市出前サッカー教室を実施し子どもの運動能力の向上と身体を動かすことの楽しさを味わってもらっています。英語レッスンを定期的に行い日本語だけではなく、英語のやりとりを楽しめるようにしています。

・地域の高齢者施設へ訪問し、お遊戯、歌の発表会を実施しています。子どもとお年寄りとが握手をしプレゼントを渡し、楽しくて感動的な一時を一緒に過ごしています。
 消防車や警察署に年に一度見学しに行きます。警察署では、パトカーに乗せてもらったり、消防署では消防車に乗せてもらったりしています。市内の他園4園との交流もしています。

・栄養士による食育講座を年に1回開催し、食への関心が高まるようにしています。畑はありませんが、プランターで稲や野菜を育て、収穫までの体験をし、みんなで食べることで自分から食べる意欲を育んでいます。ジャンボ恵方巻きをみんなで作ることも食の楽しみとなっています。

・特別に配慮が必要な子どもについては、保護者の意向を踏まえ、必要に応じて専門機関と連携するようにしています。
 園全体で話し合い、より良い発達に繋がるように努めています。保護者が相談をしやすいような雰囲気づくりを大切にしいます。

3 サービスマネジメントシステムの確立

・苦情に関しては、マニュアルを整備し実施しています。入園時に苦情の受付から解決までを保護者に説明をしています。
 職員全員で周知し、話し合いを行っています。
 第三者委員を設置し、外部から分かりやすいように公示しています。第三者委員との定期的な話し合いが行われいませんので、今後は定期的な話し合いが出来るように努めてください。

・室内の温度湿度、遊具の点検、おもちゃや布団の消毒の管理など安全衛生マニュアルを整備し実施しています。
 職員による点検を実施し、清掃は1日3回の点検表を使い定期的にチェックすることで園の安全衛生に努めています。

・健康管理に関するマニュアルを整備し実施しています。
 入園時に園での投薬やケガ、感染症についての説明を保護者に対して丁寧に説明をしています。
 園での投薬は、かかりつけ医からの投薬票の提出をしてもらっています。
 体調不良時には病児保育への紹介もしています。

・緊急対応マニュアルを整備し、避難訓練、不審者侵入訓練を行っています。不審者侵入訓練は、不審者役を職員が演じ、具体的な方法で訓練をしています。
 入園時の説明の中に、建物が崩れるような災害があった場合は、第一避難場所のメモを残していくことも伝えています。

4 地域との交流・連携

・地域の子育て家庭への支援については、事業計画に記載しています。月に1回の園見学のあと個別相談を実施しています。
 園での行事を地域の子育て家庭へ招待をし、子育てに関することがいつでも相談できるように配慮しています。

・地域の子育て支援として親子陶芸教室、音楽会、ベビーサイン、給食試食会、マタニティヨガ、ベビーヨガを実施し年間を通じて様々な行事を開催し地域への開放に努めています。

・開園当時は、近隣から保護者の車の停め方について、言われることがあり、登園時に園以外の駐車場に保護者が車を停めないように職員全員で迎えるようにしています。今では、近隣から声をかけてくれるようになり、園の近隣を職員で掃除をしています。地域との関係を大切にしています。

5 運営上の透明性の確保と継続性

・日々の出来事は毎日の打ち合わせで全職員で周知し、保護者からの意向など検証し保育の質の向上に向け日々改善するように勤めています。

・自己評価は毎年全職員で実施し、まとめています。
 自己評価の結果を保育に反映し、質の向上に取り組んでいます。

・園の情報提供は、玄関にパンフレット等を掲示しています。
 園の機関紙は、自治会等、地域の方にも配布し、地域の理解が得られるように努めています。法人全体のホームページがあり、他園の情報提供にも努めています。

・保育参加については年間行事計画とともに保護者に配布しています。年2回保育参観を実施し、個別面談については随時実施しています。給食試食会は年1回実施しています。

6 職員の資質向上の促進

・理念研修を外部の研修機関を使って実施し、全職員に浸透するように年間複数回実施しています。職員心得等は職員更衣室にも貼り、唱和し、常に心がけています。

・年間の研修計画を立てて専門性の向上に努めています。魅力ある施設づくりと必要とされる人財育成に取り組んでいます。
 新人職員には、社会人としての挨拶やマナーなど接遇研修から取り組んでいます。

・実習生受け入れに関してマニュアルが整備され実施しています。実習生受け入れ時に担当者からオリエンテーションを実施し、子どもへの接し方や個人情報、守秘義務について丁寧に説明し理解をしてもらってから受け入れています

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