かながわ社会福祉サービス第三者評価推進機構

評価結果

恵和第8めぐみ

対象事業所名 恵和第8めぐみ
経営主体(法人等) 社会福祉法人 恵和
対象サービス 障害分野 共同生活援助(グループホーム)
事業所住所等 〒 -
保土ヶ谷区今井町
tel:
設立年月日 1996(平成8)年04月01日
公表年月 2017(平成29)年03月 〜
使用評価項目 推進機構障害者GH等第三者評価項目
評価機関名 特定非営利活動法人 市民セクターよこはま
総合評価(事業所の特色や努力、工夫していること、事業者が課題と考えていること等)

<ホームの概要と理念や方針>
・社会福祉法人恵和が運営する知的障害者を対象とするグループホームです。
・住宅街の中にある木造2階建てに、利用者(女性)4名が居住しています。
・現在の利用者は、60歳代が2名、40歳代、30歳代がそれぞれ1名です。日中は、同じ法人が運営する生活介護事業所(2施設)に3名が通い、1名が一般会社に就労しています。
・職員体制は、世話人4名(非常勤)と、支援員1名(他のグループホームと兼務)です。夜間、常勤職員が巡回するほか、土・日・祝日に日勤職員を配置しています。
・恵和めぐみ事業所が、他の8つのグループホームを含めて統括・支援拠点となっています。バックアップ施設は、同じ法人が運営する恵和青年寮(施設入所支援・生活介護事業所)で、日常的に連携が図られています。
・「利用者が、自分でできることは、自分でする」を基本原則としています。


<支援にあたって努力・工夫している点>
・利用者の意思・希望を尊重した支援を心がけつつ、できるだけ利用者自身がさまざまなことに取り組むよう促し、見守り、必要なときに手助けするようにしています。
・法人全体で、利用者一人一人の基本情報、グループホームや日中活動などの日々の様子をパソコン内に記録するシステムが構築されています。関係する職員間で情報を共有し、一人一人に見合った適切な対応ができるようにしています。


<事業所全体の課題として取り組んでいる点>
・軽度かつ年齢の若い利用者が増えていること、および利用者の高齢化が進んできていることに対する適切な支援体制のあり方を検討しています。また、それに伴う利用者のニーズに合った住環境を整備することも必要と捉えています。さらに、利用者どうしの年齢などを考慮し、グループホーム間で調整することなども考慮中です。

評価領域ごとの特筆事項
1 人権の尊重 ・利用者が「自分でできることは、自分でする」を基本原則としています。できるだけ利用者自身で行うよう促し、見守り、必要なときに援助するようにしています。
・横浜市社会福祉協議会の障害者支援センターのモニタリング委員に訪問してもらい、第三者の立場からの評価・意見を受けました。
・運営法人が定めた個人情報取扱い規程に沿った対応をしています。手紙やその他の郵便物は、本人に開封してもらうことを原則としています。
・職員は、居室に入るとき、必ずノックするようにしています。また、利用者の希望に応じて施錠できるようにしています。
2 意向の尊重と自立生活への支援に向けたサービス提供 ・本人・家族・後見人の希望や意向を把握し、年度初めに、個別支援計画を作成しています。半年ごとに振り返りを行っています。状況が大きく変化した時や新たな希望などがあった場合などは、見直しています。
・利用者が日中活動に通っている事業所等とは、個別支援計画作成時に打ち合わせしています。
3 サービスマネジメントシステムの確立 ・利用者全員が、自分での金銭管理が困難であり、ホームで管理しています。利用者の状況に合わせた金額(小遣い程度)を、一旦ホームで立て替えて渡し、毎月精算するシステムです。一人一人の収支状況は毎月、家族又は後見人に報告をしています。
重要事項説明書に、苦情受付について記載しています。運営法人内の受付担当者名と、外部の相談機関名及び連絡先を明記しています。又、ホーム内にもこうした連絡先を掲示しています。
・「恵和めぐみ緊急時の対応と対策」としたマニュアルがあり、概要をフローチャートに表し、ホームの夜勤室に備えています。また、夜間緊急時に、運営法人内の医務室およびめぐみ担当職員へ、オンコール(業務用携帯電話)でつながるシステムを作っています。さらに、ホームは民間警備会社と契約しています。
4 地域との交流・連携 ・地域の自治会に加入し、町内の清掃活動や、夏祭り、防災訓練等に職員と共に利用者が積極的に参加しています。自治会の回覧で来た、行事のお知らせは、他のホームにも知らせて参加を呼び掛けています。
5 運営上の透明性の確保と継続性 ・重要事項説明書により、運営方針やサービス提供の内容を、利用者および家族に説明しています。
・毎月、ホーム会議を行っています。さらに、他のグループホームも含めた事業所会議を開き、利用者の状況を把握するとともに、支援方針の確認をしています。
・「世話人心得」を定め、業務の3本柱として、@利用者支援 Aハウスキーピング B自己啓発・チーム作りを掲げています。これに基づき、運営方針に沿った支援となるよう心がけています。
6 職員の資質向上の促進 ・運営法人の人材育成室が中心となり、さまざまな研修を計画し、実施しています。別途、事業所内でも研修を実施しているほか、横浜市や横浜市社会福祉協議会などが行う外部研修にも参加しています。
・法人本部に、労務委員会、安全衛生委員会を設置し、職員の勤務条件などの適正化に努めています。
・法人本部に、職員相談室を設け、職員が相談したり、意見や要望を伝えることができるようにしています。
7 日常生活支援 ・利用者の健康管理としては、年1回の健康診断と、月1回の看護師による巡回訪問での健康確認を実施しています。
・服薬管理は運営法人内の健康管理室において看護師が全体管理をしています。1週間分ずつの薬が各ホームに届き、看護師からの指示のもと、ホーム担当職員がホーム内で管理しています。
・利用者の既往症や必要に応じて、血圧測定や体重測定、塗布薬の介助、定期的な爪切りや耳掃除の確認などを行っています。
・自由時間には、利用者は各人の居室でテレビや音楽を楽しんだり、編み物をしたりして過ごしています。外出には、希望に応じてガイドヘルパーを依頼し、買い物や映画鑑賞を楽しんでいます。運営法人で企画するイベントも多くあり、利用者は積極的に参加しています。
・利用者の家族は、高齢・他界・闘病中等の理由により、運営法人の家族会に出席できる人は1名です。ホームとの連絡に関しては、概ね電話による話し合いとなっています。
・運営法人およびめぐみの季刊誌を、家族に郵送で届けています。

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