かながわ社会福祉サービス第三者評価推進機構

評価結果

金目保育園

対象事業所名 金目保育園
経営主体(法人等) 社会福祉法人浜岳福祉会
対象サービス 児童分野 保育所
事業所住所等 〒 259 - 1207
平塚市北金目2-9-24
tel:0463-58-1882
設立年月日 1971(昭和46)年04月01日
公表年月 2017(平成29)年03月 〜
使用評価項目 神奈川県社協版
評価機関名 福祉サービス第三者評価機関 公益社団法人 神奈川県介護福祉士会
総合評価(事業所の特色や努力、工夫していること、事業者が課題と考えていること等)
○保育方針に「心の視野の広い子ども」を置き、保育目標に「@よい環境の中で、情緒の安定を図り、豊かな人間性を培う。A一人一人の能力が十分発揮できるよう配慮する。B集団生活の中で、多様な人とのかかわりを大切にし、社会性を培う。C健康で安全な生活が送れるよう、総合的な健康づくりに努める。D食育を通し、食べることを楽しみ、食事を楽しみ合うようにする。」を掲げ、日々の子どもたちの保育にあたっている。
○金目保育園は昭和46年にスタートした歴史のある保育園だが、平成23年度に園の全面改築を行い、これまでの一斉保育では展開できなかった、子どもたち個々の発達に応じた自由保育を実践している。
○保育室の中央にはプレイルームがあり、子どもたちがそれぞれの年齢に合った興味、関心の持てる遊びを、好きな時に自由にできるように環境を整えている。
○各クラスのコーナーには、発達に応じて絵画ができるように、画用紙やクレヨン、クレパス、絵の具、鉛筆などを用意し、パズルやブロックは年齢に合った大きさのものを用意して、子どもたちがいつでも好きなもので遊ぶことができるようにしている。
○4、5歳児のクラスには、ロフトに椅子を並べ、ピアニカを用意している。子どもたちは吹きたい時に、自由にロフトに上がって、ピアニカにチャレンジしている。使用後の消毒や片付けを保育士が確認している。
○「健康で安全な生活が送れるよう、総合的な健康作り」を、園の保育目標のひとつに置き、毎朝、園庭にて上半身裸で体操、マラソンを行い、子どもたちの健康づくりに取り組んでいる。裸足保育も実践している。
○3、4、5歳児は、月に1回、月曜日に集会を行い、季節の話や約束の話、新しい入園者の紹介などを行っている。季節や行事の話から、子どもたちが季節の移り変わりに関心が持てるようにしている。園の周辺は緑に溢れ、こどもたちは田んぼや畑で自然に触れる機会を充分もてている。
○4歳以上の子どもは各クラスでグループを作り、当番活動を行っている。グループ名は子どもたちが考えて活動している。5歳児は、食事の後のテーブル拭き、フキン洗いなどを行い、人のために役に立つ喜びを感じている。
○園の近くに畑を借りて農作物を育てている。ジャガイモやサツマイモ、夏野菜のキュウリやトマトなどの苗を植え、手入れをし、収穫している。収穫した野菜は、給食で調理してもらい、子どもたちの昼食に提供している。
○温かいものを温かく食べてもらうために、スープやご飯は、お鍋や炊飯ジャーに入れて提供している。厨房から運ばれてきた食事は、子どもたちが取りやすいように並べ、子どもたちが自分で食べられる量を自分でお皿に盛っている。
評価領域ごとの特筆事項
1 人権の尊重 ○子どもや保護者に対する適切な言葉遣いや態度は、「職員心得」に記載し、採用時及び新年度の職員会議の場で説明している。職員には日頃より、正しい日本語を使うことを伝えている。
○外国籍の子どもも、普通に接するようにしている。保護者への案内は、文書とともに、直接声を掛けて伝えるようにしている。
○子どもの虐待予防や早期発見の連携については、平塚市内の園長会や市の子ども発達支援室などと情報交換を行っている。5歳児の家庭には、市の「すくすくアンケート」を夏休み過ぎに行い、問題の早期発見に努めている。
○個人情報の保護については、「就業規則」や「要覧」、「職員心得」に明示し、職員会議の場で周知に努めている。
○実習生の受入れ時には、受入れの何日か前と当日にオリエンテーションを行い、プライバシーの保護の説明を行っている。
2 意向の尊重と自立生活への支援に向けたサービス提供 ○「要覧」に、家庭との情報交換の手段・方法を明示している。乳児は「連絡帳」で、幼児はホワイトボードや「お便り帳」で、家庭との連絡、情報交換を行っている。「連絡帳」は複写式のものを使用している。
○懇談会は年2回、保育参観は今年度は年3回行い、保護者から園に対しての意見などを常に聴き取る体制をとっている。
○「意見・要望等の受付書」や「意見・要望等の受付報告書」、「意見・要望等の相談解決結果報告書」を整備し、保護者からの意見や希望、要望を受け止めている。
3 サービスマネジメントシステムの確立 ○「苦情解決実施要綱」を整備し、苦情の受付から解決までの手順を明記している。苦情受付担当者や苦情解決責任者、第三者委員を置き、園内に苦情解決の仕組みを掲示している。
○第三者委員は、理事会や評議員会で、報告を行っている。
○「環境チェック表」や「遊具点検表」にて、子どもが触れる物品の点検や遊具の安全保持のための定期点検を行っている。環境係2名が、週に1回クラスを回り、チェックしている。
○市販薬は預からないなど、「要覧」に薬の取扱を明記している。与薬が必要な子どもは、保護者が「投薬連絡表」に記載し、薬と一緒に持参している。園長及び担任が内容を確認し、管理、投薬している。
○体調不良児の早期発見のために一日に3回検温し、熱が高めの子どもはこまめに熱を測っている。体調不良により早退した子どもや、感染症に罹った子ども、入院した子どもの状況は期間や症状などを日誌に記録している。
○園での対応が可能な程度のけがが発生した場合は、「けがの手当て」に、対処法や手順を明記している。病院にかかった場合は「傷病記録票」に、園内のけがの場合は「けがの記録」に記載している。軽いけがもヒヤリハットとして捉え、職員会議で対応策を検討している。
○季節的な感染症を予防、予測するため、感染症の情報を印刷物や口頭で職員に説明し、保護者には掲示板で情報を伝えたり、配布物として渡している。
○「防災訓練年間計画」を作成し、防災訓練を毎月、実施している。その中で地震を想定した避難訓練も年複数回実施し、引き取り訓練も行っている。地域との連携は、防災用具の貸し出しを主としている。
4 地域との交流・連携

〇地域の子育て家庭への支援については、担当者を決め、職員会議で内容の検討を行い、職員全員に周知を図っている。
○地域の子どもたちを対象に、毎週月曜日に開放保育を行っている。年間予定表を作成し、身体測定なども含め、園庭での遊びや室内遊びを実施している。
○地域の子育て相談は、開放保育時に、毎回参加している保護者などの継続的な相談に応じている。子育て相談は、随時、受け付けている。
○地域内の諸施設との情報交換は、法人の役員に、自治会長や小学校の校長が入っているので、役員会などにおいて、十分な情報交換を行っている。

5 運営上の透明性の確保と継続性 ○全職員が、年度末に「1年の反省・自己評価」を行い、行事の見直しなど、新年度に活かすようにしている。
○玄関前の掲示板に、保育所の運営や事業内容などを掲示するとともに、ホームページに園の情報を掲載し、地域からの理解が得られるよう、情報を開示している。
○保護者には、「年間行事予定表」で、保護者が参加できる行事を一覧表にして配布している。保護者に保育参観の情報を提供している。
6 職員の資質向上の促進 ○研修委員を2名置き、研修年間計画に基づき計画的に研修を行っている。園外研修の参加は、参加の希望をとる他、園長と研修委員で参加者を選んでいる。
○外部研修に参加した時には、出張報告書を提出するとともに、職員会議や内部研修会などで、外部研修報告を行っている。研修報告書は所定の場所に置き、いつでも職員が閲覧できるようにしている。
○4〜5校の実習生の受け入れを行っている。「保育実習オリエンテーション」にて、実習生に対応している。

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