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機関紙「福祉タイムズ」


更新日:平成31115

福祉タイムズ 2019年1月号

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テキストデータ作成に当たって
 このデータは、『福祉タイムズ』 vol.806 2019年1月号(発行:神奈川県社会福祉協議会)をテキスト化したものです。
 二重山カッコは作成者注記です。

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福祉タイムズ ふくしTIMES
2019 vol.806
編集・発行 社会福祉法人 神奈川県社会福祉協議会

感謝(2〜4面)
“支え合う”地域づくりをめざして〜基金を活用した取り組み

→今月の表紙 いつも笑顔でいてほしい
 「家族の介護を通し、みんなが笑顔でいることが幸せだと感じました」と山ア琴子さん(小6)。
 今年も県福祉作文コンクールには、かけがえのない経験から生まれた作文が多く集まった。〈撮影・菊地信夫(きくちのぶお)〉【詳しくは12面へ】

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新年のご挨拶
 明けましておめでとうございます。謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 皆さま方におかれましては、穏やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、旧年中は本会の活動に対しまして、温かいご支援とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
 本年は改元が予定されるなど、新たな時代の幕開けとなる年であるとともに、スポーツ界では、ラグビーワールドカップの決勝戦がこの神奈川の地で開催されるなど、本県に世界中から多くの方々が訪れることが見込まれています。
 さて、昨年を振り返りますと、いろいろなことがございました。中でも、日本各地で災害に見舞われ、過去の経験が通用しないと言われた台風もありましたし、各鉄道会社では首都圏初の計画運休等もありました。地震は大阪北部にも起こり、北海道でも発生するなど想定外なこともありました。本会では、「平成30年7月豪雨」による西日本での災害において、県下市町村社協の協力をいただきながら、被災された広島県内へ職員を派遣し支援いたしました。
 災害が起こるたび、人々の支え合い、助け合いの大切さが脚光を浴びますが、その大切さは本来、どんな状況でも必要になるものです。本県では「ともに生きる社会かながわ憲章」が制定され、障害者理解を進め、あらゆる人々が住みやすい社会となることを目指していますし、また、国でも地域共生社会の実現が謳われております。いずれも共通には、支え合い、助け合いの地域づくりが期待されています。
 そのような中、本会では「住民の主体的参加と様々な主体との協働による誰もが安心して生活できる地域づくりの推進」を基本理念として、皆さま一人ひとりのお力添えを賜りながら、役職員一丸となって着実に歩みを進めてまいります。また、現在、鋭意進めております「神奈川県社会福祉センター(仮称)」(横浜市神奈川区桐畑)の整備につきましても、センターが本県における地域福祉の推進拠点として、一層充実するよう努めてまいりますので、引き続きご支援とご協力、ご参加を賜りますよう、心よりお願い申し上げまして、新年のご挨拶といたします。
社会福祉法人神奈川県社会福祉協議会
会長 篠原 正治

支え合う£n域づくりをめざして〜基金を活用した取り組み
 本会では、「ともしび基金」をはじめ、「かながわ交通遺児援護基金」「かながわ子ども福祉基金」への寄附金とともに、さまざまな物品の寄贈等、多くの皆さまより地域福祉の推進に向けたご支援・ご協力をいただいております。
 福祉活動への参加の形は多様ですが、寄附や寄贈も大切な形の一つです。本号では各種基金の活用状況のご報告をするとともに、昨年12月にご寄附をいただいた皆さまをご紹介します。

■地域福祉活動の充実〔ともしび基金〕
 昭和52年に「ともに生きる福祉社会づくり」の推進を目的に創設され、県民の皆さまからの温かい支援により、平成30年3月末現在で基金保有額は23億2526万円となりました。
 福祉意識の普及啓発やボランティ
ア活動への支援、障害のある方への
社会参加の促進や地域福祉の推進を目的とした活動への助成等、「ともしび基金」から生まれる果実(利子)はさまざまな形で活用されています。
 活用の一つとして「地域福祉活動支援事業」による助成があります。当事者組織や広域的なボランティアグループ、市町村域の福祉関係者からなるグループ等による住民主体の支え合い活動に係る経費の一部を対象とする「一般助成」では、本年度31団体の活動に助成を行いました。
 また、本年度より本会と協働することで、より相乗効果が期待できる公益的、先駆的事業に対する「協働事業助成」を新設し、2団体に助成しました。
 そこで、ともしび基金を活用した「地域福祉活動支援事業(一般助成)」と「ともしびショップ」の運営に対する支援の取り組みを次にご報告します。

●地域福祉活動支援事業(一般助成)【みんなのいい場所会議(真鶴町)】
 助成を行った団体の1つ「みんなのいい場所会議」では、子どもの居場所づくりを通して、地域の誰もが参加できる機会の提供や多世代のつながりをつくるとともに、子どもたちを取り巻く問題に気づき、解決につながるサポートをすることで、子どもが地域で育つための、より良い環境づくりを目的に活動しています。
 主な活動として、まなづる小学校近くのコミュニティ真鶴を拠点に、毎週火曜午後2時〜午後5時(12月より毎週日曜に活動日を変更)に、子どもたちが安心してほっと過ごせる日常の居場所「小さい鶴」を開所しています。

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《ある日の様子》
 「ナカちゃん、ただいま〜!」と学校を終えた子どもたちが、明るい笑顔で元気よく集まってきました。

〈写真〉
子どもたちが気軽に立ち寄れるように、「ウェルカムキャンディー」を縁側で配るナカちゃん(左)
〈写真終わり〉

 子どもたちから「ナカちゃん」の愛称で呼ばれる代表の中村さんは、会を立ち上げたきっかけを「さまざまな貧困」による「孤立する子ども」に強く課題意識を持ったこと、そして自分が子育てに悩んでいたとき、辛い気持ちに寄り添ってくれた人に救われたことと振り返り、「助けを求める人が気軽に訪ねて来られるよう、必ず受け入れられることを大切に、地域社会に恩返ししたい」と活動への抱負を語られました。
 「今後も関係機関と連携してネットワークを広げ、支援者を増やし、細くても長く活動を続けていきたい」とのことで、会では活動の趣旨に賛同してくださる方を募集中です。
 中村さんの熱意と行動力を持った温かみのある人柄が、たくさんの子どもたちの明るい笑顔≠引き出していました。

【ともしびショップ「なのはな」】
 障害のある方が働くことを実感し、仲間や地域の方々とのふれあいを通して、自立と社会参加を実現するために、平成22年8月に二宮町社協を経営母体とし、町民センターにオープンしました。
 今年で9年目を迎える「なのはな」ですが、毎年1月から2月に行われる町観光協会主催の「菜の花ウオッチング」では、模擬店を出店し、二宮町を訪れた人に温かい甘酒や豚汁を振る舞うおもてなしをしています。

〈写真〉
食欲をそそるランチメニュー
〈写真終わり〉

 ここで働くスタッフの1人は、将来、喫茶店を開くのが夢で、ともしびショップで日々勉強をしています。「みんなと一緒に作業をすることが楽しくて、毎日、一生懸命仕事をしています」と、嬉しそうに語られました。看板商品の「日替わりランチ」は全て手作りの人気メニューで、スタッフ全員で新メニュー考案に取り組んでいます。

■子どもたちの自立のために〔かながわ交通遺児援護基金〕
 交通事故等による20歳未満の遺児とその世帯を支援する「かながわ交通遺児援護基金」では、@小・中・高校入学・卒業時の激励金、A労災見舞金を受けていない世帯に対する見舞金、B関係団体活動費の助成のほか、関係団体と協働しながら、夏休み親子交流会、コンサート招待の交流事業等を実施しています。
 平成29年度に県民の皆さまや企業等から寄せられた21件の寄附金は、遺児らへの激励金44件、見舞金6件とともに、基金の利子と合わせて交流事業や関係団体への助成金等に活用させていただきました。

〔かながわ子ども福祉基金・萬谷児童福祉基金〕
 さまざまな理由により親とともに生活することができず、県内の児童養護施設等や里親のもとで生活している社会的養護を必要とする子どもたちを対象とした支援を行っています。
 「かながわ子ども福祉基金」は、@私立幼稚園への入園や私立高等学校等へ入学する際の奨励金、A民間アパートに初めて入居する際の自立支援金等に活用されています。平成29年度までに奨励金は延べ1509件(幼稚園453件、高校等1056件)、自立支援金は延べ111件になりました。
 「萬谷児童福祉基金」は、故・萬谷富子氏から「児童養護施設を終えた者の進学又は自立の援助に」と遺贈された寄附をもとに、平成19年に創設されました。現在、基金は利子のみで運用されており、社会的養護のもとで育つ子どもたちを対象に、4年制大学、短期大学、専門学校等へ入学する際の支度金の支援を行っています。そして平成29年度までに延べ99人を支援するという実績を上げています。
* * * * *
 このような各種基金に対する寄附金に加えて、福祉サービス利用者の送迎等に利用される福祉車両や暑い季節のアイスクリーム、年末のクリスマスケーキ、さらにミュージカルやサーカス、プロ野球観戦等への招待等、たくさんの方々から温かいご支援をいただいています。それらは高齢者・障害者・児童福祉施設利用者の他、生活困窮世帯に対する支援として、それぞれの充実した生活環境づくりに活かされています。
 本会では今後も、こうした寄附者の皆さまの意向を大切にしてまいりたいと思います。皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。(地域福祉推進担当)

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**ご寄附いただいた皆さま(12月) 温かいご支援に感謝申し上げます**
【ともしび基金】
▽延命地蔵講▽脇隆志▽太平館▽第二常盤湯▽川崎南部浴場商業協同組合▽喜久の湯▽中島湯▽小倉湯▽中村浴場▽清水湯▽よねの湯▽いなり湯▽ファミリーアイランドさくらゆ▽ともしびショップ県民センター店▽ともしびショップ県庁店▽ともしびショップスマイル▽ともしびショップマリン▽ともしび喫茶あーす▽ともしびショップゆめ散歩▽ともしびショップさくら▽ともしびショップなのはな▽(福)湘南アフタケア協会▽(福)湘南福祉協会総合病院湘南病院▽(福)神奈川県社会福祉事業団横須賀老人ホーム▽(公財)積善会介護老人保健施設リバーイースト▽かながわアートホール指定管理者(公財)神奈川フィルハーモニー管弦楽団▽(福)大井町社会福祉協議会▽(福)茅ヶ崎市社会福祉協議会▽(福)箱根町社会福祉協議会▽(公財)十愛会十愛病院▽県警川崎市警察部▽県警高速道路交通警察隊・2中6小隊▽県警鉄道警察隊▽県警第二交通機動隊▽秦野警察署▽浦賀警察署▽三崎警察署▽旭警察署▽戸部警察署▽幸警察署▽山手警察署▽川崎警察署▽藤沢警察署▽横須賀警察署▽逗子警察署▽相模原警察署▽海老名警察署▽宮前警察署▽大磯警察署▽港北警察署▽相模原南警察署▽中原警察署▽金沢警察署▽港南警察署▽葉山警察署▽大和警察署▽戸塚警察署▽茅ヶ崎警察署▽多摩警察署▽川崎臨港警察署▽神奈川警察署▽青葉警察署▽栄警察署▽南警察署▽藤沢北警察署▽麻生警察署▽大船警察署▽伊勢原警察署▽神奈川県警察学校▽県立横須賀高等学校▽県立高津養護学校▽県立相模原養護学校▽県立茅ヶ崎養護学校▽県立中井やまゆり園▽県立さがみ緑風園▽県立かながわ農業アカデミー▽小田原保健福祉事務所足柄上センター▽環境科学センター▽自然環境保全センター▽鎌倉保健福祉事務所三崎センター▽東部漁港事務所▽緑県税事務所▽神奈川県税事務所▽小田原県税事務所▽戸塚県税事務所▽横須賀三浦地域県政総合センター▽県立生命の星・地球博物館▽温泉地学研究所▽県立循環器呼吸器病センター▽県立よこはま看護専門学校▽神奈川県障害者雇用促進センター▽横浜川崎治水事務所▽厚木土木事務所東部センター▽(一社)かながわ土地建物保全協会▽神奈川県住宅供給公社▽(公財)神奈川県身体障害者連合会▽(福)神奈川県総合リハビリテーション事業団▽神奈川県手をつなぐ育成会▽(公財)神奈川県老人クラブ連合会▽(福)神奈川県共同募金会▽神奈川県ゆりの会▽神奈川県知的障害者施設団体連合会▽神奈川県医療福祉施設協同組合▽(公社)神奈川県社会福祉士会▽(特非)神奈川県障害者地域作業所連絡協議会▽(公財)神奈川県福利協会▽(特非)神奈川県ホームヘルプ協会▽(一社)やまゆり知的障害児者生活サポート協会▽(一社)神奈川県高齢者福祉施設協議会▽(一社)神奈川県保育会▽神奈川県保育士会▽神奈川県交通遺児家庭の会▽神奈川県心身障害児者父母の会連盟▽(特非)フュージョンコムかながわ・県肢体不自由児協会▽神奈川県肢体不自由児者父母の会連合会▽県本庁職員一同▽県警本部職員一同▽県社会福祉会館募金箱▽かながわ県民センター募金箱▽県社協職員一同(計:2,586,584円)

〈写真〉
延命地蔵講よりともしび基金へご寄附いただき、延命地蔵講代表者(左)へ感謝状を贈呈
〈写真終わり〉

【子ども福祉基金】
▽(株)エスホケン他1件
(計:14,050円)

【交通遺児援護基金】
▽神奈川県都市交通安全対策連絡協議会
▽アズビル(株)
▽azbilみつばち倶楽部▽(株)エスホケン
(計:285,333円)

【寄贈物品】
▽川島みどり▽(一社)神奈川県自動車会議所
▽(特非)日産労連NPOセンターゆうらいふ21▽神奈川トヨタ自動車(株)

〈写真〉
(一社)神奈川県自動車会議所より障害者支援施設等へ介護車両を寄贈いただき、御代田晃一専務理事(右)へ感謝状を贈呈

(特非)日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」より県内児童養護施設等へミュージカル公演招待券をいただき、吉坂義正本部長(左)へ感謝状を贈呈

県内児童養護施設等へクリスマスケーキをいただき、神奈川トヨタ自動車(株)黒澤宏康部長(右)へ感謝状を贈呈
〈写真終わり〉

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私たちは地域の「子育て応援団」です〜児童委員、主任児童委員活動から〜
子どもたちとの楽しい交流「ざま遊友クラブ」
 都市化による遊び場や自然の減少、少子化、塾・習い事の比重の増加、テレビゲームの普及・浸透など、子どもたちをとりまく環境やその中での生活は大きく変化してきました。
 一昔前では考えられないような豊かなものに囲まれながら、一人で遊ぶ子どもや友達とも家の中で遊ぶ子どもが多く、外遊びが減少するとともに友達との外での遊び方を知らない子どもが増えています。特に放課後に、地域で“のびのび”と集団で遊ぶ機会が減少しています。

〈写真〉
マシュマロサンドが焼きあがるのをまだかまだかと見つめる子どもたち
〈写真終わり〉

 そこで、座間市では平成11年度から子どもたちに「あそび場」「仲間」「まなびの機会」を作り「生きる力」を養おうと、市内小学校で「ざま遊友クラブ」事業を始めました。小学校ごとに地域のボランティアの方々の協力を得て「ざま遊友クラブ実行委員会」が組織され、市から委託を受けてイベントを行っています。
 遊友クラブを実施している小学校(平成29年度は8校)では、イベントを企画する「ざま遊友クラブ実行委員」やイベント開催時の子どもの安全を見守る「パートナー」として、地域の方々、学校、保護者の協力をいただいています。私たち児童委員も遊友クラブのスタッフと一緒に、実行委員やパートナーとして事業に参加、協力しています。

〈写真〉
ニュースポーツ(バウンスボール)を体験して
〈写真終わり〉

 遊友クラブは子どもたちのホームグラウンドである学校施設を開放し、年間を通しスポーツ・手作りおやつ・工作・お話会・お花教室・絵手紙などの活動の場を設け、さまざまな世代の子どもたちの交流を図っています。
 私の担当地区である座間小学校では、平成29年度にイベントを10回開催しました。児童委員にとっても、この事業に協力することで学校や子どもたちとの交流が図られ、子どもたちを身近に感じることができる良い機会になっています。
 子どもたちが毎回楽しみに待ち、喜んで参加してくれるよう、実行委員ともども目をキラキラと輝かせて取り組んでいます。

座間市第六地区
民生委員児童委員協議会
会長 清水 春男

P6-P7
NEWS&TOPICS
2018年福祉の動き
○全国の動き ◇県内の動き ★本会の動き
福祉関連の動き(○数字は本紙での関連記事掲載月)
1月
〇厚生労働省が「社会福祉法人による地域における公益的な取組」に関する通知発出。地域ニーズに応じた取り組み推進を図る
〇旧優生保護法下の不妊手術強制をめぐり宮城県内の女性が国を初提訴。全国で情報開示や提訴の動きが拡大
★政策提言・地域福祉推進のための課題共有シンポジウム「つながりのある地域づくりを目指して」開催A
★行政・社協地域福祉推進担当者連絡会「我が事・丸ごと〜地域共生社会の実現に向けて」開催
2月
〇政府が高齢社会対策の指針となる新たな「高齢社会対策大綱」決定。働き手減少の中、65歳までの定年延長など盛り込む
◇(特非)横浜こどもホスピスプロジェクトが主催する「第1回全国こどもホスピスサミットin横浜」開催B
★第2回子ども・若者の居場所づくりフォーラム「居場所でのコミュニケーション(対話)を拓く!!」開催B
★施設部会研修会「若手職員の確保、定着・育成のヒント〜若者世代にとっての福祉とは。働くことへの意識と関心〜」開催
★第2種・3種正会員連絡会公開研修会「誰もが安心して暮らせる地域社会の実現にむけて」開催B
3月
〇政府が自殺対策強化月間に合わせてSNSによる相談事業を開始。若者への支援強化が狙い
〇厚生労働省は、サービス提供開始時の重要事項説明に福祉サービス第三者評価の実施状況等に関する項目を追加
◇県が「共生」の理念を広げるイベント「みんなあつまれ」を横浜赤レンガ倉庫周辺で開催C
◇わかもの互立(支え合い)ネットワークが主催する「ネットワークミーティング2018 自立に困難を抱える子どもたちのいま=v開催C
4月
〇地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法の一部を改正する法律施行。地域共生社会の実現に向け、31の関連法が改正
〇改正障害者総合支援法施行。就労支援の充実や高齢障害者の介護保険サービス利用促進、障害児支援の拡充等を図る
〇改正障害者雇用促進法施行。民間企業の法定雇用率が2・2%に引き上げ、算定基礎の対象に精神障害者を追加
〇全国に子ども食堂が2200カ所以上あるとこども食堂安心・安全向上委員会が調査結果を公表。2年前と比べ7倍に急増D
◇県が性的マイノリティ(LGBT)の本格的支援を開始。専門相談員派遣型個別相談を全国で初めて実施D
◇川崎市は「子ども・若者応援基金」を創設。児童養護施設等の退所者の進学に伴う奨学金や入所者たちの塾代等を補助B
◇三浦市社協が地域福祉の拠点となる「共生サービスセンター暖館(あったかん)」を開所D
★「タイヤを換えて世の中変えまヒョウ!!」をタイヤフェスタ(株)、(福)県共同募金会との協働で開始。タイヤ交換サービスを利用すると寄附金が入る取り組みD
5月
〇全国の引きこもりの当事者や支援者らが、初の全国組織となる「(特非)Node(ノード)」を設立E
◇横須賀市が終活情報登録伝達事業開始。遺言書の保管場所、緊急連絡先などをカードに記載し、市に預ける仕組みE
★神奈川県介護人材確保対策推進フォーラム開催。関係機関・団体が連携協働し、介護人材確保・育成・定着を目指すE
★地域生活施設協議会地域実践報告会「福祉施設地域貢献を考える」開催E
6月
〇障害者文化芸術活動推進法施行。障害者芸術を後押しする基本計画の作成を求めることなどが柱
〇厚生労働省が「子ども食堂の活動に関する連携・協力の推進及び子ども食堂の運営上留意すべき事項の周知について」を発出
〇免許更新時等の検査で「認知症の恐れがある」と判定の75歳以上のドライバーは全国で5万7000人と警察庁が発表F
◇相模原市は、ひきこもり状態にある人や家族からの相談を受け付ける「ひきこもり支援ステーション」を開設F
★かながわ福祉人材センターとかながわ保育士・保育所センターがそれぞれDVDを作成。福祉の仕事の魅力を伝える
7月
〇厚生労働省が都道府県社会的養育推進計画の見直しの考え方などを示した策定要領等、社会的養育推進計画に関する通知発出
◇第2回神奈川県高校生介護技術コンテスト開催。ベッドメイキング部門で二俣川看護福祉高等学校、介護技術部門で津久井高等学校が最優秀賞を受賞。両校とも前回大会に続く連覇H
〇厚生労働省が婦人保護事業の現実との乖離解消へ向け、困難な問題を抱える女性への支援のあり方に関する検討会を発足H
◇横浜市はベトナムの3都市および現地大学・職業訓練校5校の間で、介護人材の受け入れに関する覚書を締結H
★民生委員児童委員部会「こんにちは!民生委員児童委員です」発行
★第17回かながわ高齢者福祉研究大会開催。研究発表30分部門を新たに実施G
★福祉タイムズが創刊から800号。記念して特別インタビューを収録G
★7月豪雨災害で本会・市町村社協から広島県内に災害ボランティアセンター運営・生活福祉資金貸付業務の支援に職員派遣H
8月
○改正介護保険法の一部施行。高所得者の介護保険サービス利用の自己負担を3割に引き上げ
〇中央省庁で行われていた障害者雇用水増しの調査結果を厚生労働省が公表
★平成30年度社会福祉制度・施策に関する政策提言集発行
9月
◇横浜市は、住宅確保要配慮者を対象に、空き室などを活用した「家賃補助付きセーフティネット住宅」を開始I
◇座間市役所が相談に「つなぐシート」を活用開始。複合的な問題を抱える市民らへの相談窓口のたらい回し防止に向けた試行
★本会Twitter(ツイッター)アカウントを取得し開設
10月
〇改正生活困窮者自立支援法施行により就労準備支援事業、家計改善支援事業実施の努力義務を創設、包括的な支援体制を強化
〇改正生活保護法施行により後発医薬品の利用を原則化。生活扶助基準の見直しも5年ぶりに見直し、受給世帯の67%で減額
〇埼玉県は児童や高齢者、障害者への虐待に関する相談窓口を全国で初めて一元化した通報ダイヤル「#7171」を開設
○第21回介護支援専門員実務研修受講試験実施。今回から受験資格が新たな要件へ統一@
◇知的障害がある生徒が通常の学級で学ぶ「インクルーシブ教育」の拡充に向け、県教育委員会は新たに県立高校11校を実践推進校に指定する方針を明らかにしたI
◇厚木市ですべてのごみ収集作業員が認知症サポーターとなり、高齢者やその家族の見守り活動を開始J
★第67回神奈川県社会福祉大会開催。県立保健福祉大学の山崎美貴子顧問が「つながりあう地域社会を創る」と題し記念講演J
11月
〇改正バリアフリー法一部施行。障害者権利条約を踏まえた理念規定を盛り込んだほか、公共交通事業者等に施設整備や旅客支援などを明記した計画の作成、取り組み状況の報告、公表を義務付け
〇議員立法により国家資格となった公認心理師の第1回試験で、受験者3万5020に対し合格者は2万7876人に
◇秦野市が見守りキーホルダー事業開始。氏名や連絡先等を登録し、キーホルダーの登録番号により外出中の高齢者を見守るK
★社会就労センター協議会等主催「かながわふれあいマルシェ」がららぽーと横浜で開催K
★「子ども・若者の居場所づくり事例集2018〜コミュニケーション編〜」発行
12月
○新たな在留資格「特定技能」を創設し、2019年度から介護を含む14業種で外国人労働者の受け入れ拡大を図る改正出入国管理法が可決、成立。基本方針、分野別運用方針のほか、外国人の受け入れや共生のための総合的対応策も閣議決定
〇政府は、児童虐待防止に向けた体制強化プランを決定。東京都目黒区で起きた女児虐待死を受け、児童福祉司の増員や子ども家庭総合支援拠点を全国の市町村へ設置することなどを明記
○政府が幼児教育・保育無償化と高等教育の負担軽減策を正式決定。教育を受ける権利の保障、子育て世帯の負担軽減が狙い
◇ひとり親家庭の経済的支援策として、川崎市が2019年度から保護者と高校生の通勤、通学費補助の拡充を決定
★本会経営者部会・施設部会と自立相談支援機関等の合同研修「誰もが『助けて』と言える地域をめざして」開催(本号10面)
★かながわ災害福祉広域支援ネットワーク研修「大規模災害発生時の福祉的支援とは」開催

社会の動き等(▼災害関連)
1月
▽青山学院大学が箱根駅伝総合4連覇
▽「はれのひ」が営業停止。成人式で晴れ着を着れない新成人が続出
2月
▼福井県で記録的大雪。車両が立ち往生
▽平昌冬季オリンピック開幕 
▽将棋の羽生善治竜王、囲碁の井山裕太棋聖が国民栄誉賞を授賞
3月
▽平昌冬季パラリンピック開幕
▽森友学園をめぐり財務相が決裁文書改ざんを認める
▽車いすの天才宇宙物理学者、ホーキング博士死去
4月
▽改正労働契約法施行から5年
▽国民健康保険の運営を市町村から都道府県に移管
▽横浜スタジアム開業40周年
▽競泳の池江璃花子選手が日本選手権にて日本新記録を出し4冠
▽南北首脳会談で板門店宣言
5月
▽体操の内村航平選手がNHK杯10連覇
▽イニエスタ選手がサッカーJ1リーグのヴィッセル神戸に完全移籍
6月
▽改正刑事訴訟法施行。司法取引導入
▼大阪で震度6弱。ブロック塀崩れ被害
▽空き家の福祉施設等への転用促進を促す改正建築基準法が成立
▽働き方改革関連法が成立
7月
▽フィギュア羽生結弦選手に国民栄誉賞
▽落語家、桂歌丸師匠死去
▼7月豪雨、死者200人以上
▽洞窟に閉じ込められたタイ少年ら13人全員救出
▽IR法(特定複合観光施設区域整備法)成立
▽埼玉・熊谷41・1度。国内最高
8月
▽バドミントン世界選手権、男子シングルスで桃田賢斗選手、初の金メダル
▽甲子園100回記念大会。大阪桐蔭優勝
9月
▼台風21号、関西を直撃。鉄道各社関東初の計画運休実施
▼北海道胆振東部地震、震度7
▽テニス大阪なおみ選手、日本勢初の4大大会の全米オープン優勝
10月
▽本庶佑氏がノーベル医学生理学賞受賞
▽アニメ「それいけ!アンパンマン」30周年
▽東京都中央卸売市場が築地から豊洲へ移転
▽高円宮家の三女絢子さまと日本郵船社員の守谷慧さん結婚
11月
▽サッカーJ1リーグで川崎フロンターレが2年連続優勝
▽ナマハゲなど8県10行事「来訪神 仮面・仮装の神々」がユネスコ無形文化遺産に
12月
▽流行語大賞「そだねー」が年間大賞
▽JR山手線30番目の新駅名「高輪ゲートウェイ」
▽紀平梨花選手、フィギュアグランプリファイナル金メダル

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私のおすすめ
◎このコーナーでは、子育てや障害、認知症・介護当事者の目線から、普段の暮らしに役立つ「おすすめ」なものを紹介します。

「横浜人形の家」へ行ってみませんか?
 一段と寒さが増し、冬も本番になってきました。
 寒くても、ちょっとお出かけしたいなーと、思ったそんな時におススメのスポットをご紹介いたします。

今月は→(N)神奈川県障害者自立生活支援センターがお伝えします!
 通称 KILC(キルク)。1997年4月設立。障害者の自立生活を目指してピアカウンセリング(障害者による相談事業)や各種情報提供、障害者施策の研究・提言など障害当事者の目線で共生社会の実現を目指した活動を展開。現在、厚木・平塚等4カ所の事業所で活動中。
〈連絡先〉〔法人本部〕〒243ー0035 厚木市愛甲1ー7ー6
TEL046ー247ー7503 FAX046ー247ー7508 URL:http://www.kilc.org Mail:info@kilc.org

◆横浜人形の家とは?
 「横浜人形の家」は、たくさんの人形たちに出会える人形の専門博物館です。
 人形専門の展示施設としては、100カ国以上、1万点以上の人形を収蔵する国内唯一の施設であり、人形およびその資料類を通じて、世界の民俗、風習、歴史、文化等に触れる機会を利用者に提供できる貴重な施設となっています。
 収蔵品の中には、昭和30年に人間国宝に選ばれた平田郷陽をはじめ、同じく人間国宝の鹿児島寿蔵、堀柳女などの作品も複数所蔵しています。これらの人形の展示に、昨今注目を集めるフィギュアやキャラクター・トイ、アニメなどの、いわゆる「クールジャパン」と呼ばれる“新しい人形文化”の視点も取り入れ、「観る」「学ぶ」「楽しむ」を来館者の方々と共有できる施設となれるよう、取り組んでいらっしゃいます。
 今回は、障害者にも楽しめるようさまざまな工夫をしている、横浜人形の家の楽しみ方をご紹介します。

〈写真〉
スタッフと皆さんと車いすで館内見学
〈写真終わり〉

◆子ども目線が、車いす目線
 まず、注目すべきは人形の展示方法。たくさんの子どもたちが来館する横浜人形の家では、子どもの目線の高さを意識した展示になっています。そのため、車いすを利用している人たちにも、ちょうど良い目線の高さで鑑賞することができる展示となっています。
 その他にも、世界の人形を触ったり、動かしたりしながら体験することのできるコーナーや、音声で作品を紹介するコーナーなどがあり、見て・聞いて・触って、さまざまな感覚を使って楽しむことができます。
 障害や年齢、性別を気にせず、誰もが、この施設の中で充実した時間を過ごすことができるのではないでしょうか。
◆安心して遊びに行ける
 平成30年10月、横浜人形の家スタッフの方々が、障害者理解促進コーディネート研修(県委託事業として当法人が実施)を受講されました。
 研修では、誰もが楽しめる施設を目指して、スタッフの方々が積極的に参加されている様子が印象的でした。

〈写真〉
視覚障害のある方へ伝わりやすい説明を研修中
〈写真終わり〉

 ホスピタリティあふれるスタッフの方々に迎えられ館内を見学すれば、「あの人形に会いに行きたい!」という、お気に入りの人形が見つかるかも。
 今度のお休みに遊びに行ってみてはいかがでしょうか?

インフォメーション
■横浜人形の家
URL:http://www.doll-museum.jp/ TEL045−671−9361
開館時間:午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始
〈イベント情報〉
企画展:ひつじのショーン ショーンがYOKOHAMAにやってきた!(〜1/27)
展示:初音ミク フィギュア展(〜1/31)

P9
福祉最前線ー現場レポートー
◎このコーナーでは県内各地の福祉関連の当事者・職能団体等の方々から日ごろの取り組みをご寄稿いただきます。

特定非営利活動法人 楽
理事長 柴田 範子
 2004年川崎市幸区に(特非)楽を設立、365日型の認知症デイサービスひつじ雲を開始。2008年家族の要望を受け、小規模多機能型居宅介護に移行。地域活動も積極的に行い、その延長線上で地域善隣事業に関わる。現在は、県や川崎市居住支援協議会の協力事業者として参加。住まい問題、相談・生活支援に時間をかけ継続的に取り組んでいる。
〈連絡先〉〒212ー0055 川崎市幸区南加瀬5ー32ー8 TEL044ー599ー3042

住まい紹介・相談・生活支援は連続性をもって
 平成26年、川崎市と協議の上、特定非営利活動法人楽は3年間の約束で住まいの確保や相談に対応する地域善隣事業の取り組みを始めました。とは言っても、住まいに関しては全くの素人です。この事業が始まった背景には、住まいで困っている住民がいるからなのだと理解し、行政担当者とさまざまな機関、民生委員、町内会長等の会議に伺い事業説明をしました。事業を始めようとする者が、明確な将来像が見えていなかった時期でしたので、民生委員の役員からは「なぜ、そのような事業が必要なのか」と一喝される場面もありました。
 最大の悩みは、住まいに困っている住民はどこにいるのかが分からないことでした。A不動産会社の協力で、川崎駅近くに物件を借りて地域サロン「ひつじCafe」を開き、同じ時期に新聞への折り込みチラシを作り配布してもらいました。チラシの効果は大きく、毎日のように相談が寄せられました。「施設から出て街中で暮らしたい」「猫を飼っているが次の転居先が見つからない」「手すりのない階段が怖く、1階に住みたい」「転居資金はあるが転居先を紹介してもらえない」等、広範囲な相談でした。
 目指したことは、一件一件、丁寧に相談したい内容を聴くことでした。結果、住まいを探す前に解決した方がよい課題に気づける方もいましたし、自身で住まいを見つけられる方もいました。1年間にわたり、弁護士と相談をしながら問題を解決し、関係機関の協力を得て、ようやくアパートで生活できるようになった方もいます。私たちは緊急連絡人として住まいの契約の場に同席します。通常の手続きでは物件紹介につなげられない事例もあり、A不動産会社の協力を得て、サブリース契約で住まいの確保に至りました。
 最も大切なことは転居した後からです。相談の時間を大切にしてきたことから、生活課題を抱えた上での転居である方は複数名いました。事業開始時から現在も定期的に訪問し、生活状況や困りごとを聞き、関係性を大切にした上でそれらの解決につなげています。
 現在は「住宅確保要配慮者の民間賃貸住宅等への入居支援事業」に取り組んでおりますが、これまでの経験を活かし、丁寧な住まい紹介・相談・生活支援を連続性をもって継続していきます。

P10
県社協のひろば
誰もが『助けて』と言える地域をめざして〜平成30年度自立相談支援機関相談員研修開催
 多様で複数の困りごとや生活のしづらさを感じている人々を支援する人たちが共に学ぶことを通じて、民間団体や行政機関、医療や福祉分野等の垣根を超えた専門職等の連携を目指して、12月13日、経営者部会・施設部会と自立相談支援機関等の合同研修をホテルキャメロットジャパンにて開催しました。
 講師には、精神科医で川崎市こども未来局児童家庭支援・虐待対策室担当部長の大塚俊弘さん、牧師で(特非)抱樸理事長の奥田知志さんを迎えて、社会福祉法人の理事長や施設長、かながわライフサポート事業のコミュニティソーシャルワーカーをはじめ、自立相談支援機関の相談員、社協職員等140名の参加がありました。

〈写真〉
講演する大塚さん

講演する奥田さん
〈写真終わり〉

 前半は、大塚さんより、自殺に追い込まれるリスクが高い複雑・困難な背景を有する人々≠フ支援に関わる専門職等を対象とした連携支援の手引き書『ワンストップ支援における留意点』の活用方法や支援のポイントを解説。後半は奥田さんより、改正された生活困窮者自立支援制度の考え方や、問題解決型に傾倒しすぎる支援への警鐘、つながることを目的とした伴走型支援のあり方等を、先駆的な取り組み等を交えご紹介いただきました。
 最後に、参加者からの事前質問や、自立支援を阻む要因などについて答える形式で2人に対談をしていただきました。アンケートからは「具体的で分かりやすかった」「伴走支援の大切さに共感した」などの感想が数多く寄せられた他、「さまざまな関係者が一緒に受講し、相互理解を深める機会を今後も企画してほしい」との意見もあり、合同で研修を企画するメリットを実感できました。
 今回、研修で使用した手引き書
『ワンストップ支援における留意点』は(一社)日本うつ病センター(IDC)ホームページの自殺対策事業から無償でダウンロードできます。(URL:https://www.jcptd.jp/suicide.html
(福祉サービス推進部)

第21回介護支援専門員実務研修受講試験 合格状況
 10月14日、第21回介護支援専門員実務研修受講試験を県内2カ所(青山学院大学他)の会場で実施し、12月4日に結果が発表されました。
 介護保険法の一部改正により、今回の試験から受験資格が新たな要件(国家資格等に基づく業務及び指定された相談援助業務等従事者)に統一されました。そのため、受験者数は昨年度より約7割減の2291人、合格率は12・3%、
合格者は281人となりました。
 合格者の50・9%は介護福祉士、次いで看護師が17・4%でした。
合格者の平均年齢は42・8歳で、男性は30歳代、女性は40歳代の割合が高くなっています。
 合格者が受講する実務研修は1月28日より、本会・横浜市社協並びに総合健康推進財団で実施の予定です。 (福祉研修センター)

〈表〉
平成30年度介護支援専門員実務研修受講試験
職種(資格)別合格状況
職種別 合格者数  構成比 
 30年度 29年度 30年度 29年度
介護福祉士 143 (1,470) 50.9 (75.5)
看護師 49 (112) 17.4 (5.7)
理学療法士 16 (32) 5.7 (1.6)
社会福祉士 14 (93) 5.0 (4.8)
作業療法士 8 (18) 2.8 (0.9)
相談援助業務等従事者 8 ― 2.8 ―
薬剤師 7 (13) 2.5 (0.7)
歯科衛生士 7 (13) 2.5 (0.7)
柔道整復師 6 (8) 2.1 (0.4)
栄養士(管理栄養士含む) 6 (15) 2.1 (0.8)
保健師 4 (8) 1.4 (0.4)
精神保健福祉士 4 (4) 1.4 (0.2)
はり師 3 (5) 1.1 (0.2)
准看護師 2 (2) 0.7 (0.1)
医師 1 (3) 0.4 (0.1)
助産師 1 (0) 0.4 (0.0)
言語聴覚士 1 (2) 0.4 (0.1)
あん摩マッサージ指圧師 1 (15) 0.4 (0.8)
歯科医師 0 (0) 0.0 (0.0)
義肢装具士 0 (1) 0.0 (0.1)
※介護業務従事 ― (79) ― (4.1)
※相談業務従事 ― (55) ― (2.8)
計 281 1,948 100.0% 100.0%
※介護業務従事及び相談業務従事については、本年度より受験資格から除外となりました
〈表終わり〉

P11
information
本会主催
平成30年度
セルフヘルプ実践セミナー
◇テーマ=セルフヘルプ・グループに学ぶ当事者の持つチカラ
◇日時=3月1日(金)午後1時〜午後4時30分
◇会場=男女共同参画センター横浜(横浜市戸塚区上倉田町435−1)
◇内容=@当事者グループによるリレートーク(ギャマノンみなと横浜グループ、ばたふらい(Butterfly)、ママエスティーム、(N)アレルギーを考える母の会)Aミニ講義(堀越由紀子氏(東海大学教授)、臼井正樹氏(県立保健福祉大学教授))
◇費用=無料
◇対象=相談援助に関わる方、行政関係者の方、対人援助技術を学んでいる方、テーマに関心のある方
◇定員=100名。定員に達し次第、締切日に関わらず申込締切
◇申込=2月22日(金)締切。問い合わせ先にTEL FAXで申込む
◇問い合わせ先=地域福祉推進担当
 TEL045−312−4815 FAX045−312−6307 Mail:kvc@knsyk.jp

会員・関係機関主催
(公財)かながわ健康財団
介護職リーダー向けセミナー
◇テーマ=明日から取り組むメンタルへルス対策
◇日時=2月5日(火)午後2時〜午後4時
◇会場=てくのかわさき第1・2研修室(川崎市高津区溝口1−6−10)
◇内容=介護職のためのメンタルヘルス対策の基本について、小野寺敦志氏(国際医療福祉大学大学院准教授)を講師にお迎えし、学びます
◇費用=1,000円
◇対象=介護施設でリーダーの立場にある方(ユニットリーダー、デイサービスリーダーなど)、施設長の方
◇定員=40名
◇申込=定員に達し次第申込終了。問い合わせ先にTELで申込む。
の場合は、講座名、氏名、連絡先を記入
◇問い合わせ先=(公財)かながわ健康財団
 TEL045−243−2008 FAX045−243−2019 Mail:nishimura@khf.or.jp

N)メンタルヘルスコーリング
公開相談会「うつ状態からの回復」
 うつ状態やうつ、不安障害、適応障害で悩みを抱えている方が一人で継続的に取り組める簡易・認知行動療法の紹介として、公開相談会を開催します。
◇日時=毎月第2日曜日 午前10時〜午前11時45分
◇会場=かながわ県民センター12階第2相談室
◇費用=無料
◇対象=テーマに関心のある方、困難な状況を解決したいと思われている方、相談援助に関わる方、うつ状態・適応障害・社交不安障害等の方
◇申込=にて事前に申込む
◇問い合わせ先=(N)メンタルヘルスコーリング
 URL:tanashin1000@yahoo.co.jp

各基金への寄附者は4面で紹介
【ライフサポート事業】
〈寄附物品〉開成町消費者の会、(福)みなと舎、(福)すぎな会、(N)セカンドハーベスト・ジャパン
(いずれも順不同、敬称略)

平成31年度地域福祉活動支援事業のご案内
 本事業は、県内のセルフヘルプ・グループ、当事者団体、地域福祉活動に取り組むボランティアグループ等や県内の市町村社会福祉協議会やそれらを構成員とする実行委員会等による、地域の課題解決や活き活きとした地域づくりに取り組む活動に対し、本会が当該経費の一部に助成等を行うことにより、地域福祉の一層の推進を図ることを目的として実施します。
◇申込締切=2月8日(金)当日消印有効
◇助成区分及び金額・対象となる活動等

〈表〉
区分 活動区分・内容 
一般助成 ・地域福祉推進に寄与する活動等に対する助成金・助成金額は対象経費総額の5分の4以内、20万円を上限
 1.当事者支え合い・当事者支援の促進
 2.地域福祉ニーズ(課題)への対応
 3.福祉の学び(参加型福祉教育)の推進
 4.福祉コミュニティの構築
協働事業助成 ・本会と協働することでより相乗効果が期待できる、地域福祉推進に寄与する事業等に対する助成金・助成金額は対象経費総額の5分の4以内、50万円を上限
 1.福祉教育・ボランティア学習プログラム構築に係る先駆的な活動
 2.地域住民、関係機関・団体の福祉意識の醸成を基盤とし、幅広い世代の社会参加推進に係る先駆的な活動
〈表終わり〉

※詳しくはホームページをご覧ください。様式はホームページよりダウンロードできます。
◇問い合わせ先=地域福祉推進担当 TEL045−312−4815 Mail:tomosibi@knsyk.jp URL:http://www.knsyk.jp/s/sanka/sienjigyou_tomoshibi.html

P12
かながわほっと情報
体験を通じて考えた「幸せ」とは〜優しいひいおばあちゃんが教えてくれたこと〜
 12月15日に、本会および県共同募金会の共催で「第42回神奈川県福祉作文コンクール」(後援:県、県・市町村教育委員会、NHK横浜放送局、神奈川新聞社、テレビ神奈川、日揮社会福祉財団)の表彰式を開催しました。県内の小・中学校合わせて275校から10379編の応募があり、昨年度より749編多く寄せられました。地区審査から県一次審査、県最終審査会で選考され、最優秀賞16編、優秀賞20編、準優秀賞20編、合計56編が表彰されました。
 審査委員長で神奈川新聞社の鈴木毅さんより「かけがえのない経験を通じて生み出された力作が多く、各賞を決めるのは困難でした。どの作品にも実体験に伴う行動や気づき、疑問などがにじみ出ていました」と講評をいただきました。

〈写真〉
講評する鈴木さん

ひいおばあちゃんとの思い出を楽しく語る山崎さん
〈写真終わり〉

 この度、県知事賞を受賞した山ア琴子さんは、楽しくて優しいひいおばあちゃんが、病院では元気なく横たわっている姿を目の当たりにし、辛い思いをした経験を作文にしてくれました。「病院では別人のようでしたが、ホスピスに移り、好きなことができたことで、ひいおばあちゃんは元気な笑顔をとりもどし、家族と楽しく過ごすことができました」と、当時の思い出を語ります。
 この経験から、介護される人に楽しみがあることが生きる希望となり、小さな幸せを感じることで最期までその人らしい生活を送ることができるのでは、と考えたそうです。
 何でも積極的に行動し、将来は天文学者になりたいと目を輝かせる山アさん。友だちにも恵まれ、毎日たくさんの幸せを感じていると語る笑顔に、未来の希望が満ち溢れていました。
(地域福祉推進担当)

〈囲み〉
「介護を経験して」
山ア琴子さん(聖セシリア小学校6年)
 私のひいおばあちゃんは、二年前、がんで亡くなりました。最後の一年間、私はひいおばあちゃんの介護をしていました。
 一番はじめに入院したのは、とても大きな病院でした。病院での食事は、サラダも魚も全部、ゼリー状のトロトロのものでした。普通の食事では、むせて肺炎を起こす可能性があるからだそうです。けれども、ひいおばあちゃんは、いくら家族で説得しても、食事に手をつけず、栄養入りの飲み物を少し飲むのがやっとで、だんだんと衰弱してしまいました。わざわざ食べやすくしてあるのに、なんで食べないのだろう。みんな心配しているのに。私はそう思いました。でも、ある時、「いつものかたいものが食べたいよ」と呟くのを聞いて、ひいおばあちゃんの以前の生活を思い出しました。旅行が大好きで、色々な事を話してくれた優しいひいおばあちゃん。それと、目の前のベッドに横たわっている姿は別人のようでした。

(本文一部抜粋)※本会ホームページで本作品を含む最優秀賞16編を掲載しています。
〈囲み終わり〉

「福祉タイムズ」は、赤い羽根共同募金の配分を受けて発行しています
ご意見・ご感想をお待ちしています!
バックナンバーはHPから
【発行日】2019(平成31)年1月15日(毎月1回15日発行)
【編集発行人】新井隆
【発行所】社会福祉法人神奈川県社会福祉協議会
〒221-0844 横浜市神奈川区沢渡4番地の2
TEL045-311-1423
FAX045-312-6302
Mal:kikaku@knsyk.jp
【印刷所】株式会社神奈川機関紙印刷所

  • (機関紙福祉タイムズは共同募金の配分金により作成されています)

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